『何で? 何であたしはこんなに弱いの?
あたしじゃ皆を守れないんだ。
常盤台のエース? 7人だけのレベル5?
何もできないじゃない。
この子の怪我を治すことも。
アクセラレータを止めることも。
あいつの夢を叶えることも。
だから…お願いだから、
あいつの夢を守ってあげて!』
最強対最弱。運命の対戦が今ゴング。
「とある科学の超電磁砲S/第15話・最弱(かみじょうとうま)」(2013年7月20日放送/桜美かつし演出)
魔術サイドでも描かれた学園都市最強のアクセラレータと学園都市最弱の上条当麻の対決を今回は科学サイドから実況中継。
禁書目録の「最強対最弱」と比べると描写が詳細かつ派手派手になっています。
触れる事すら叶わなかったアクセラレータの顔面に上条の“神の加護さえ打ち砕く幻想殺し(イマジン・ブレイカー)”の右手がヒット!
アクセラレータ初の流血。宍戸錠なら「俺の顔に色つけたのはお前が二人目だぜ。もう一人は墓の中だがな」とうそぶく所ですが、アクセラレータは松田優作リスペクト。
『なんだ、こりゃあ!』
続けざまに繰り出される上条パンチに翻弄される様は何故かやたらと出崎チック。
BGMが「あしたのジョー2」になって、上条のモノローグが「力石は飲めなかったんじゃない。自分の意思で飲まなかった、喰わなかったんだ!」とかに差し替えられても違和感がありません(すみません、言い過ぎました)。
ここでアクセラレータが形勢逆転の大技。大気を操って空気を圧縮、プラズマを生成。
この時、ツイスターに巻き込まれるように上条が空中高く吸い上げられ、地面に叩きつけられる(その前に鉄柱みたいなものに激突している)のですが、常人ならここだけで3回は死んでいます。流石、上条。
駆けつけた御坂がシスターズの手を借りて風車を起動、風を作ってプラズマを四散。
景気良く出血して倒れている上条の耳に御坂の声が届いてTo Be Continued.
って引っ張るのかよ!?