「あれ? 楽しい…学校なのに…。文化祭って友達がいるだけでこんなに…」
ばばば馬鹿野郎、もらい泣きしそうになっちまったじゃねえか。
ダブル天使のサンドイッチラリアット、もうこれ最終回でいいよ。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い/喪11・モテないし、文化祭に参加する」
(2013年9月17日放送/永岡智佳演出)
文化祭の準備も佳境に入りましたが、もこっちはステルス機能全開で居場所無し。
ようやく勝ち取った“チラシの裁断”作業中に親指と人差し指の付け根部分をカッターでざっくり。慌てて傷口を口に含むも、
「(血が)止まらない! 口の中が血生臭い! ほ、保健室…」
この時、廊下で鉢合わせしたのが文化祭実行委長の先輩・今江恵美(←クレジット表記)。
恵美が取り落としたチラシを血まみれになってかき集めるもこっちに驚いて一緒に保健室へ。
この後も体育館の椅子並べ作業にボランティア参加したもこっちを気遣いながら、もこっちが“ぼっち”であることを見抜くなど、優しくも鋭い眼力を披露します。
文化祭2日目には優ちゃんが!
しかも、出会い頭に全力抱擁。ここで「せ、折角だから尻触っとくか」と優ちゃんの下半身に手を回すもこっち。危ないです。
どうもコーヒーショップで優ちゃんの匂いを嗅いだり、一緒にパンツ買いに行ったりした辺りから百合とおっさん気質が混濁した妙な感情を抱くようになったみたいですね、もこっち。
尻を掴み損ねたもこっちは、何とかもう一度抱きしめてもらおうと“ホールド・ミー・タイト大作戦”。そ、そんなに未練があったのか。
「い、いや、エロい意味じゃなく、何か安心すると言うか、寂しさが紛れると言うか…」
想いが叶わぬまま文化祭も終わり、優ちゃんも去り、ひとり黄昏るもこっちの前に着ぐるみのクマさん(いや、耳が垂れているから犬か)が。
黙って差し出す風船。受け取るもこっちの手を引いてハグ。抱きしめられるもこっち。
着ぐるみの中身は実行委員長の先輩・恵美。
天使の御褒美。
やはり、世界は愛に満ち溢れています。もこっちは「うんこからうんこの輪廻転生を繰り返せ」とか無闇に他人を呪わないように(まあ、そのクズっぷりが魅力なのですが…)。
次週、最終回。一体どんな幕引きを見せるのでしょう。