デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

葵、もうお前が主役でいい…。 COPPELION♯6惑星

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掃除係の登場で一気にエンジン全開かと思…ってステルス追撃の時にも言ったな。

今回で見方が変わりました。本作の主役は深作葵です。

COPPELION/第6話・惑星」(2013年11月8日放送/杉生祐一演出)

第一師団との接触時に被弾したタエ子。荊らはプラネットと呼ばれる安全地帯で3日後の救助を待つ事に。

突然の警報。第一ゲートに異常発生。第一師団か?

「きっと狼さんだよ。タエ子の匂いを追ってここまで来たんだ。葵が連れて来る! 今行くよぉ、狼さぁん!」

勿論、やって来たのは第一師団。

葵がゲート開いて捕まって第一師団の口上伝えて(C-3POが「偉大なジャバ様が…」とか言っていたのを思い出します)、そのまま人質になって…。

いやあ、いっそ清々しい駄目っぷり。先々色々な能力を発揮するようですが、ここまでの使えなさときたら、“お前、何しに来たんだよ”な巨大お荷物。

やっている事と言えば、泣く・愚痴る・食べるの順列組み合わせ。

でっかい鳥かごに幽閉されて泣いていた次のカットでは食事に出されたおにぎり頬張ってご満悦。もう、いっそ葵が主役の不条理ギャグアニメとして見た方がこの作品を楽しめるんじゃないかって気がしてきました。

第一師団のリーダーである白外套もろとも砲弾の餌食になった荊。

白外套は木っ端微塵でしたが、荊は(怪我はしているでしょうが)手も足も無事。おいおい、コッペリオンA.T.フィールド持っとるんかい?!という所で“つづく”。

※訂正:翌週のオンエア観たら白外套は荊以上に無傷でした。砲弾舐めんなよ。

第1話の“狼に襲われるタエ子”の時もそうでしたが、兎に角、本作は“引き”が下手。

全く続きに胸が高鳴りません。

やはり、主役は葵です。