デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

マ、マコがピンヘッドに! キルラキル♯5銃爪(ヒキガネ)

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「もし奴が飲み込まれれば鬼龍院以上の脅威が誕生する。だから今処分する。服に飲み込まれて怪物になる前に…」

「人と服は敵じゃない。きぬえさんはそう言っていた」

本能寺学園全サークルとのバトロワが本格開幕すると、ある意味単調な展開になってしまうのではないかという不安を新キャラ投入+謎風呂敷という変化球で解消するとは…。

キルラキル/第5話・銃爪(ヒキガネ)」(2013年11月1日放送/小林寛演出)

流子を狙う謎の男。反制服ゲリラ、黄長瀬紬(きながせつぐむ)。得物はニードルガン。

黄長瀬の攻撃を受けたマコは一瞬でピンヘッドに!(写真3枚目4枚目)

「少しの間おとなしくしてもらった。危害はない。目が覚めれば鍼の効能で、疲労回復疾病快癒、元気溌溂になっているだろう」

「え? あ、そりゃありがと…」

その言葉通り、目覚めたマコは元気溌溂異常食欲。大量に買い付けた食材を母・好代が全部(スイカも)揚げ物にしてゴージャス・ディナー。

「お前、よくそんな金があったな」

「勿論、父ちゃんのツケだよ」

「うえ! ま、いいか、いざとなったら又郎の内臓売っ払うからな」

流石、闇医者。言う事が鬼畜です(笑)。

黄長瀬の目的は鮮血の奪取。

どうやら、神衣開発中の起動実験(?)で、神衣に飲み込まれた女がいたらしく(元ガイナックスの面目躍如な設定だな…)、以来、神衣を危険視しているようです。

人と神衣の関係を絶つ“ジャミング弾”によって人衣一体を解除された流子。

男子トイレでボコボコにされた挙句に「服を脱げ」と迫られる(AVかよ!)流子を助けたのはまたしてもマコ。

毎回お約束になりつつある、マコのジェスチャー演説が今回も炸裂。

結局、乗り込んできた生徒会四天王のひとり蛇崩乃音(じゃくずれののん)から流子を守る形で脱出。

「ほころびが見えれば、また脱がせに来る」

どさくさ紛れに雑魚キャラとして処理されてしまった“落語部三名人と百人一首部百人衆”が良い味を出していました。

特に「朝ぼらけぇ」とか言いながらカルタを飛ばす百人一首部百人衆がナイス。

理が介入した分、勢いが削がれましたが、色々と世界観の広がるエピではありました。

次回、サザンオールスターズ気分しだいで責めないで」。