デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

旧支配者たちよ!(笑) 中二病でも恋がしたい!戀♯2

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「私の魔法、見る?」

再会の挨拶は初回で済ませたとばかりに、一気に新キャラ投入。華やかさを増してきました。

中二病でも恋がしたい!戀/第2話・海豚の…恋人契約(ドルフィンリング・ストライカー)」(2014年1月20日BS11放送/雪村愛演出)

前回、黒髪ストレート&ロングスカートでイメチェンしたはずの森夏は「え? 何の話?」って感じであっさり元通り。

「あんな腐った部室で過ごすなんて!」とか言っていた部室のコタツに綺麗に収まって、勇太と六花の“なし崩し同棲生活”に興味津々。

くみん先輩と凸守を伴って状況視察(単なる覗き&ストーキングだ!)。

マンションを見上げる3人の後ろに、そして2人の買い物を尾行する3人の後ろにカメラを持った不審な人影(写真2枚目)。こいつのターゲットは果たして…。

覗き&尾行&本人事情聴取の結果、勇太と六花の“恋人関係”にビタ一文進展が無い事を知った森夏は激怒(もう完全に世話焼きおばちゃん)。勇太を引きずり猛ダッシュ

ここで一瞬、坊主頭に戻った一色が顔を出しますが、森夏が世話焼きおばちゃんパワーで鎧袖一触。

一色をウザキャラとして嫌っている人(←結構多いみたい)は、この瞬殺に溜飲を下げたのではないでしょうか(勇太の相談相手役は一手に森夏が引き受けるという引き継ぎ業務ですね)。

森夏が勇太に引き合わせたのはクラスメートの巫部風鈴(かんなぎ かざり。写真1枚目)。

恋愛に詳しい(と森夏に紹介された)巫部は、勇太の携帯を受け取ると速攻で六花にデートのお誘いメールを送信(この娘、良いキャラだ。是非セミレギュラーとして活躍してほしい)。

日曜日。おめかしした六花を連れた勇太は水族館へ。

「おお、ルルイエの再現!」

ブコメに於けるデート回は本当に癒されるものがあります。

タコに向かって「旧支配者たちよ!」には笑いました。

「私、本気でミスカトニック大学を受けたいと思っていた」

入れると思う。お前なら(おーい、デル・トロ、結局「狂気山脈」はどうなったんだ?)。

小指しか絡めたことのなかった二人が始めて手を(いいなぁ、先が長くて)。

「楽しかった1日が終わる。これから家に帰る。勇太と同じ家に。こんな幸せなことはない。幸せすぎて死亡フラグが立ってるんじゃないかと思うくらい」

その夜、勇太からの報告を受けた森夏は微妙な進展にやや不満げ。

「ま、それでいいならいいけど。ただ、巫部さん、言ってたわよ。そうやって何となく先延ばしにしていると、大抵二人の間にやっかいな事が起きるって」

予言どおり、富樫家の直上、かつて六花が住んでいた部屋から富樫家のベランダに1本のロープが。1年前の六花と同じようにロープを伝って降りてきたのはひとりの少女(写真一番下)。

見上げる六花に少女が一言。

「私の魔法、見る?」

いい撒き、いい引き、いい繋ぎ。次回から本格粋な“騒動”が始まりそうです。