デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

動じない(笑)。 未確認で進行形 | そして追悼:加藤精三

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全くのノーマークだったのですが偶然視聴。結構いいかも。

強いて言えば「らんま1/2」から波乱とか万丈とかをまるっと削ぎ落とした“萌え混じり少女漫画男子向け”って感じ。

未確認で進行形/第1話・何事も最初が肝心です」(2014年1月12日放送/藤原佳幸演出)

重度のシスコンの姉に溺愛されている夜ノ森小紅は16歳の誕生日に、許婚として三峰白夜を紹介される。しかも即日同居。

更に、白夜の妹・三峰真白(推定10歳くらい)が小姑として乗り込む始末。

驚嘆すべきは、本人含め周りの人間が、全く動じていないこと。

母は「おじいちゃんが決めた事だからねぇ…(死して尚絶対君主)」

姉は「幼女よ!幼女!(大興奮)」

本人は驚きつつも怒りの矛先が「私が考えた一週間の献立が総崩れじゃないか…」

小紅の友人(メガネっ娘)は、白夜から「小紅の許婚の三峰白夜、16歳です」と自己紹介されて、普通に受け入れ。

転入してきた白夜が小紅と同じクラスになるのはお約束として、真白まで同じクラスに!

どう見ても小学生が入ってきたのに先生も生徒もまるで驚かず。

「三峰の力を甘く見ないでください、という事です(キリッ)」

いや、某かの政治力が働いたとても、周りのリアクションが無いのは変だろう(笑)。

もう、そこにこだわると進む話も進まなくなるから無視します、という竹を割ったような作り手の姿勢が心地良い。

この潔いにも程があるご都合主義を許せるかどうかが評価の分かれ目になりそうな…。

取りあえず暫定継続視聴とします。

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声優・俳優の加藤精三さんがお亡くなりになりました。

1月17日11時40分。膀胱癌。86歳。

加藤さんと言えば1にも2にも星一徹ですが、メフィラス星人の悪ぅい声も忘れ難いです。

ご冥福をお祈り申し上げます(「ルパン三世/風魔一族の陰謀(@銭形警部)」でも観ようかな…)。