国内版に比して桁違いの安さを誇る北米版BD-BOX。
DVDと違いBDは日本もアメリカもリージョンA。輸入盤であっても国内プレイヤーで難なく視聴できるのが魅力でした。これまでは。
ここに来て、主として日本のアニメ作品に関して新たな規制が設けられました。
国コードです。
ソフトのジャケット裏面に「LICENSED SOLELY FOR SALE AND VIEWING IN USA AND CANADA」と書いてあれば、たとえリージョンAのソフトであっても国内プレーヤーで視聴することはできません。
プレーヤー側の国コードを“日本以外”に再設定すれば良いのですが、大抵のデッキは国コードの変更ができません。
唯一の例外が、工場出荷時に国コードがアメリカに設定されているPS3です(パイオニアの一部プレーヤーは国コード変更に対応していますが、ここでは略)。
「ガールズ&パンツァー」「境界線上のホライゾン(2期)」「TV/OVA版パトレイバー」など食指の動くものには漏れなく国コードが付いて来る様になってしまいました(主にSENTAI FILMWORKSの作品群)。
全く厄介な事を思いついてくれたものです(誰と誰の利害が一致したんでしょうねえ…)。
この厄介ごとの一番簡単な対処法は“マルチリージョン”BDプレーヤーの購入。
私は「アメリカのソフトを観るんだからアメリカのデッキを買えば絶対に間違いが無い!」という単純思考で、メイドインUSAのプレーヤーを購入いたしました。
OREI BDP-A3 BD/DVDプレーヤー。
BD/DVD共に全リージョン対応。PAL-NTSC自動変換。電圧は100-240Vの世界対応(実は決め手になったのはアナログ出力端子を搭載している事だったりするのですが…)。
リージョン1DVD「北米版とある科学の超電磁砲」、リージョン2DVD(PAL)「UK版けいおん」、そしてリージョンA/国コード対応BD「ガールズ&パンツァー TV COLLECTION」(結局、買っちまった!)を視聴。どれも問題無く再生してくれました。
が、しかぁし! 万能選手と思われたこのプレーヤーには思わぬ弱点がありました。
それは、国内版BDの日本語字幕に対応していない事(オーマイガッ!)。
例えばちょっと前にレビューした「クロニクル」。
これ、TSUTAYAから借りたBDだったのですが、どう頑張っても日本語字幕が出ませんでした。
通常は(レンタルソフトなので)日本語字幕ONがデフォルトのはず。それが出ない。メニュー画面でSET UPを選んだら何と選べる字幕が13ヶ国語!!
アラビア語にまで対応している(国内のデッキに挿入してもこんなモードは出てこない)にも関わらず、JAPANESEの文字は無し。これは痛い。
国内デッキの代替としてマルチリージョンの購入を考えている方、早まってはいけません。マルチリージョンはあくまでセカンドデッキ。国内デッキを手放してはなりませんぞ。
因みに「ガールズ&パンツァー TV COLLECTION[北米版BD-BOX]」は日本語再生時、英語字幕強制表示(消せません)。
加えて台詞以外に英文補助字幕が入るので英語占有率高し、です。
目障りと言えば目障りですが、アメリカ人はこういう形での情報提供によって日本文化に親しんでいるのか、と考えながら観るとなかなかに味わい深いものがあります。
日本文化とは関係ないですが、「ググれカス!」の英訳は“Google it, dumbass”でした。
DVDと違いBDは日本もアメリカもリージョンA。輸入盤であっても国内プレイヤーで難なく視聴できるのが魅力でした。これまでは。
ここに来て、主として日本のアニメ作品に関して新たな規制が設けられました。
国コードです。
ソフトのジャケット裏面に「LICENSED SOLELY FOR SALE AND VIEWING IN USA AND CANADA」と書いてあれば、たとえリージョンAのソフトであっても国内プレーヤーで視聴することはできません。
プレーヤー側の国コードを“日本以外”に再設定すれば良いのですが、大抵のデッキは国コードの変更ができません。
唯一の例外が、工場出荷時に国コードがアメリカに設定されているPS3です(パイオニアの一部プレーヤーは国コード変更に対応していますが、ここでは略)。
「ガールズ&パンツァー」「境界線上のホライゾン(2期)」「TV/OVA版パトレイバー」など食指の動くものには漏れなく国コードが付いて来る様になってしまいました(主にSENTAI FILMWORKSの作品群)。
全く厄介な事を思いついてくれたものです(誰と誰の利害が一致したんでしょうねえ…)。
この厄介ごとの一番簡単な対処法は“マルチリージョン”BDプレーヤーの購入。
私は「アメリカのソフトを観るんだからアメリカのデッキを買えば絶対に間違いが無い!」という単純思考で、メイドインUSAのプレーヤーを購入いたしました。
OREI BDP-A3 BD/DVDプレーヤー。
BD/DVD共に全リージョン対応。PAL-NTSC自動変換。電圧は100-240Vの世界対応(実は決め手になったのはアナログ出力端子を搭載している事だったりするのですが…)。
リージョン1DVD「北米版とある科学の超電磁砲」、リージョン2DVD(PAL)「UK版けいおん」、そしてリージョンA/国コード対応BD「ガールズ&パンツァー TV COLLECTION」(結局、買っちまった!)を視聴。どれも問題無く再生してくれました。
が、しかぁし! 万能選手と思われたこのプレーヤーには思わぬ弱点がありました。
それは、国内版BDの日本語字幕に対応していない事(オーマイガッ!)。
例えばちょっと前にレビューした「クロニクル」。
これ、TSUTAYAから借りたBDだったのですが、どう頑張っても日本語字幕が出ませんでした。
通常は(レンタルソフトなので)日本語字幕ONがデフォルトのはず。それが出ない。メニュー画面でSET UPを選んだら何と選べる字幕が13ヶ国語!!
アラビア語にまで対応している(国内のデッキに挿入してもこんなモードは出てこない)にも関わらず、JAPANESEの文字は無し。これは痛い。
国内デッキの代替としてマルチリージョンの購入を考えている方、早まってはいけません。マルチリージョンはあくまでセカンドデッキ。国内デッキを手放してはなりませんぞ。
因みに「ガールズ&パンツァー TV COLLECTION[北米版BD-BOX]」は日本語再生時、英語字幕強制表示(消せません)。
加えて台詞以外に英文補助字幕が入るので英語占有率高し、です。
目障りと言えば目障りですが、アメリカ人はこういう形での情報提供によって日本文化に親しんでいるのか、と考えながら観るとなかなかに味わい深いものがあります。
日本文化とは関係ないですが、「ググれカス!」の英訳は“Google it, dumbass”でした。