「ババア!! ノックくらいしろよ!!」
この束縛から逃れるには憲兵団に入るしなかい。ようし、やってやるぜ!
…ってちょっと待て。これって単行本の嘘予告じゃん!?
唖然とする間もなくOP突入(紅蓮の弓矢)。何とこれもジャン・バージョン(写真1枚目)。
最後のキメポーズくらいエレンに譲るかと思いきや、嘲笑うかのように滑り込んでストップ。ジャン…お前どんだけスタッフに愛されているんだよ。
第104期訓練兵団がピクシス司令の見守る中、実戦演習。
ジャン、アルミン、アニのチームはここぞとばかりに後衛の任務を放り出して前衛に躍り出ましたが、獲物はサシャ、コリン、ライナーのチームの手に(お約束ですね)。
「ふざけんな、この芋女!」
持ち場離れたのを棚に上げてサシャに詰め寄るジャン。
一触即発の危機を制したのは(べろべろに酔っぱらった)ピクシス司令。
「よし、決着は料理でつけよ! 今宵23時、わしに最高の夜食をもって来い!」
このおっさん、ただ美味い物が喰いたいだけのようです。
伝説の巨大イノシシを食材として獲得すべく、アルミン、アニと共に狩りに出かけたジャンでしたが、ここでも獲物はサシャたちの手に(さすが狩猟民族)。
イノシシに馬乗りになって「おっ肉ぅ、おっ肉ぅ」と上機嫌なサシャが滅っ茶愛らしい。
この合間に単行本の嘘予告ネタが巧みに織り交ぜられ、物語は混とんの極み。
料理対決、先攻はサシャ。メニューは当然、イノシシ・ステーキ。
これを一口食べた司令はあまりの美味しさに巨大化して空を飛び走り回り、これを止めようと巨人兵団が…ってまあ、イメージ映像なんですけどね。
対するジャンの料理は? そして司令が下した勝敗の行方は?
にしてもまさか「進撃」をネタにここまで遊び倒すとは。溜まっていたものを一気に吐き出した感じです。
特殊造形、西村さんなのか…。出来の善し悪しではなくイメージ・ギャップという意味でかなりの地雷になりそうな…。