「お、おじいちゃん…僕は…大人になってしまいます…(悶)」
男なら誰もが憧れる“人外美少女が押し掛け女房”。
「うる星やつら」(宇宙人)から「這い寄れ!ニャル子さん」(邪神)に連なる正統派バカップル・イチャラブコメ。
題名は原作ラノベの投稿時タイトル「彼女はこん、とかわいく咳をして」から。
田舎から都会の高校に転校してきた小山田耕太は、校内イチと噂される巨乳美少女・源ちずるの(文字通りの)猛アタックを受け、日々押し倒されておりました。
実はちずるは齢400年以上の妖狐。
正体バレても一向に怯まず、巨乳にモノを言わせて(?)、耕太籠絡に勤しんでおります。
イチャコラの限りを尽くしておりますが、最後の一線に関しては基本“寸止め”。
やれるエロはすべてやる!というスタッフの意気込みが伝わって参ります。
が、しかし…。
日々濡れ場に巻き込まれる耕太はどう考えても嬉しい被害者ですが、周りの評価は「エロス大王」。
原作では、身長165cm、その立派すぎる得物から「ビッグマグナム小山田先生」とまで呼ばれているにも関わらず、アニメでは完全に子供(小学生にしか見えない)。
童顔で小柄な上に中の人(能登麻美子)が女声で喋るので声だけ聞いていると性別すら怪しくなってきます。
つまり、見た目はショタコン女子の子供責め。健全な男女の恋愛とかエロスとは違う雰囲気が漂ってきてこちらのノリは今ひとつ。
途中から齢200年の人狼・犹守 望(えぞもりのぞむ。写真2枚目)が乱入して愛人宣言。三角ハーレムに移行。
巨乳と貧乳のサンドイッチ・ラリアットとなるわけですが…。
やはり男の子はもうちっと男らしくしてくれないと。一方的に翻弄されるだけでは“ギャップ萌え”すら起こせません。
正直、何でこいつがモテるのか理由がさっぱり…。
何か曰く(かつて山で傷を負った狐を耕太が助けている、とか)のひとつくらいあるのかと思えばそれも無し。
耕太の同級生でいつも内職をしながらパンの耳をかじっている切羽詰まった双子の極貧姉妹、七々尾 蓮(ななお れん)&七々尾 藍(ななお あい)はなかなかに良いキャラでお気に入りでしたが。
←ランキング投票です。よろしければワンポチを。