「もう一度訊く。どう思う? お前を必要としなかった世界を」
今回、“ブレードフィールド公国を建国した女王の故郷に伝わる御伽噺”という形で物語の基本骨子の一端が開示されました。
「それは名も無き少年の物語。それは希望と絶望の物語。それは不思議な旗となって国を救った少年の英雄哀史」
颯太を待ち受ける運命は思いのほか過酷なもののようです。
「彼女がフラグをおられたら/第9話・またいつか、こうしてみんな一緒にお祭りに行けるといいな」(2014年6月4日深夜BS11放送/斉藤啓也演出)
ブレードフィールド公国で菜波・白亜姉妹の暗殺計画に巻き込まれ、これを退けた颯太。
菜波は13公女、白亜は14公女ですが、とある出生の秘密があり、実は王位継承順位1位2位。
仕掛けたのは七徳院。皇王と共に政を司る特別議会。建国の歴史と共にあるブレードフィールドの守護機関。
目的は菜波・白亜の運命の強さの見極めと反対勢力の一掃。
「暗殺は私が起こさせた。跡継ぎたる姫君の資質を計り、不穏分子も一掃出来る。なかなか良い打ち筋だろ?」
颯太に御伽噺を聞かせながら、手の内を明かす七徳院指揮官No.0。
「お前にとって世界とは何だ? 憎悪の象徴か? それとも何かを犠牲にしてでも守りたいほど愛するものか?」
TV-CMのキャッチ・コピー“羨ましすぎるイチャラブコメディ”が彼岸の彼方に弾け飛ぶシリアス展開。
ダメ押しに颯太以外の人の記憶からまるっとその存在が削除されている颯太の姉が公国の地下牢に監禁されていた事が発覚。
あと3回でどうオチをつけるのか楽しみです。
今回唯一の救いは国王崩御の喪が明けた後の祭典。
パレードに担ぎ出された恵(男)の花嫁衣裳と、いつも誰かの肩の上や画面の隅で何かやっている“ねんどろ瑠璃”が目茶キュート。
反面、Bパートアイキャッチのオリジナル瑠璃がターミネーターばりのかっちょ良さで痺れました。
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