デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

英国発“マジパねぇホラー悪役”ベスト30。 しかし、真に最悪なのは…

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英国TOTALFILM“マジパねぇホラー悪役”ベスト3030 Cruelest Horror Movie Villainsを選出しました。

 

1位はヘルレイザーのピンヘッド(偉い!)。

 

2位が「エルム街」のフレディ、3「ソウ」のジクソー、4「オーディション」の山崎麻美(きりきりきりぃ)、5ファイナル・デスティネーションの死(それキャラじゃねえだろ)。

 

ベスト100くらい軽く思いつくジャンルなので、上位30本は超名作揃い。

 

6レザーフェイス8貞子15キャンディマン17トールマン19ドクター・サタン(マーダーライド・ショー)、23レノ(ドリラー・キラー)、24マイケル・マイヤーズ29ジェイソン・ボーヒーズ(但しPart2)などオールスター。

 

有名どころでランク外なのはパズズエクソシスト)、ベラスコ(ヘルハウス)辺りでしょうか。

 

個人的極悪非道と言うか最低最悪のホラーキャラはぶっちぎりでこの人。

 

SHOCKER/ショッカー」(2007年/ウーヴェ・ボル監督)の殺人鬼マックス・シード

 

もう後味の悪さ天下無敵。監督の人間性を本気で疑りたくなります。

 

動物を閉じ込め餓死させて腐っていく様を丹念にビデオ撮り(コマ撮りなので変化が速い)。これだけでも十分人非人なのに次はこれを人間に置き換えて…。

 

逮捕→死刑になったものの電気椅子が古すぎて2回実施しても死なず。3回ミスると無罪になってしまう(そういう州法らしい)ので、死んだことにして強引に埋葬。


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当然、復活→脱出→復讐となる訳ですが…。

 

ここから先はオチバレになるので白文字で書きます。読みたい人はドラッグして反転させてください。

 

関係者を片っ端から血祭に上げて、最後に自分を逮捕した刑事(マイケル・パレ)の妻と娘を誘拐。刑事本人も拉致って別の部屋に監禁。

 

刑事の部屋には1台のモニター。映っているのは妻と娘。その後ろにはネイルガンを持ったマックス・シード。

 

娘の口を通じてマックスが出した要求は「自殺しろ」

 

刑事が躊躇すると妻の脳天にネイルガンどか撃ち銃口が娘に向けられたのを見て半狂乱になった刑事が拳銃自殺

 

娘と部屋に現れたマックスは娘を残してドアバタン、鍵ガチャンでエンドロール。

 

つまり、この娘は餓死するまで父の死体と一緒に過ごすのです。そして恐らくマックスはその様子をビデオで記録するのです


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うわああ、なんじゃこりゃああ!

 
ホラーのバッドエンドはある意味予定調和ですがこれは酷過ぎ。まあ、下手に評価されても困るのでベスト30選外は何よりでした。


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