「真玉橋孝一、帰ってきたぜ!」
西新宿壊滅時に並行世界(「火星ロボ大決戦」の世界)に飛ばされた真玉橋孝一が熱烈帰還!
しかも、大破したはずの2型を大改造、超型(正式名称は“ダイミダラー超火力発電システム搭載型・孝一”)にバージョンアップさせて!
並行世界のテクノロジー、超火力発電システムを動力とする事によって、Hi-ERO粒子の全てを攻撃に回す事ができるという優れもの。
楚南恭子をコクピットに引き入れると再会の挨拶そっちのけで乳揉みまくり、リッツが操る超南極フンボルト・改を一蹴。
圧倒的強さを見せつけましたが、美容室プリンスの真の敵はペンギン帝国ではありませんでした。
「健全ロボ ダイミダラー/第11話・動転!帝王のセクハラ」(2014年6月16日深夜BS11放送/ながはまのりひこ演出)
試しにググったらいとも簡単に発見できたペンギン帝国本部所在地(健全企業だ!)。
2台のダイミダラーで一気に殲滅と意気込む長官。しかし、美容室プリンスは真の敵に包囲されていました。
真玉橋孝一と超型の出現以来、一旦は沈静した社会的エロ(風俗産業、エロ本、エロゲー、テレビアニメの肌色占有率など)が俄かに再燃しはじめた事を日本政府が重視。
美容室プリンスこそ社会の風紀を乱す諸悪の根源と決めつけ断罪の矢を。
陸自に貸し出した量産型ダイミダラー3型を勝手に改造(プラズマ駆動で誰でも操縦できる)&複製した自衛隊機が大挙出動、投降勧告。
「馬鹿な! 貴様! 今までペンギン帝国にどれだけの事をされてきたか忘れたのか!?」
「そっちこそダイミダラーが出撃するたびにどれだけの復興予算が費やされてきたか分かっているのか!」
あ、そこやっぱり伏線だったんだ。
「所詮、人間の敵は人間だよ」という冬月先生の台詞を思い出しますが、これエヴァ旧劇場版の戦自突入エビというよりは「ハレンチ学園」最終回の“ハレンチ大戦争”でしょう。
“スカートめくりはいけない”“裸はいけない”とする大日本教育センターがハレンチ学園を武力制圧。生徒をマシンガンで掃討し、砲弾で四散させ、生首・血肉が舞い踊る阿鼻叫喚。
「自由に! 自由に生きようとしただけなのに!」
当時のPTA、教育委員会に対する永井豪、怒りの集大成と言われている激情エビです。
投降の意思なし、と勝手に判断された挙句、自衛隊の一斉攻撃を喰らう美容室プリンス。
基地に急ぐ孝一、恭子、霧子。間に合うのか!? 次週、いよいよ最終回。
おっとこの構図↑は!