「神に逢うては神を斬り、仏に逢うては仏を斬り、然る後、初めて極意を得ん」
うららちゃん大活躍(トイレ使用後排水レバーをもぎ取ってしまい、未処理排泄物を隠ぺいするためにヘリを撃ち落とし、校舎の壁に素手で穴開けてロッククライミングまでしたのに全部モモカにばれて“うんらら”と呼ばれてしまう)のBパートもナイスでしたが、曼荼羅畑的にはやはりCパートを推さざるを得ません。
部員総出で失せモノ探査。探しているのはオークションに出せば100万円はすると言う“十四年式後期型”のエアガン。
十四年式拳銃は、1920年代中期に開発・採用された大日本帝国陸軍の拳銃。
南部式大型自動拳銃をベースにしているので、俗に南部十四年式と呼ばれますが、正式名称は十四年式拳銃(南部麒次郎は十四年式の設計にはかかわっていません)。
偶然見つけたこの銃をガメて密かに金に換えようとするモモカ。
勝ったのは天使。しかし、その天使の眉間をモモカがベレッタでばきゅん!
「何言ってんの? わたしのでしょ!」
欲望のためなら己の中の良心をも撃ち殺す…素晴らしい。ここまで下衆で駄目駄目な主人公(ヒロイン)見た事ありません。
100万などと言う値付けがされた十四年式のエアガンというものが存在しているのかどうかは知りませんが、マニアックな銃ではあります。
軍用銃なので、戦争映画とかでは良く見かけますが、私の印象に残っているのは、
この中でキ●ガイになった牧史郎(岸田森)が街中で奇声をあげながら十四年式を乱射し、同僚・野村(松山省二)を追い掛け回す、という名シーンがあります。
恐るべし中国(全然関係無いですが、今回のさばげぶ作画監督はキムさんとリーさんとキムさん。ちょっと複雑)。