第156回部活動会議。仕切るは新キャラ、生徒会長・石動やよい。
「さばげ部だ。器物破損が13件、傷害が2件、警察からの厳重注意が4件ある。だが心配はいらん。全部解決しておいたぞ。金で」
素晴らしい成果だ…。
「さばげぶっ!/Mission6」(2014年8月11日深夜BS11放送/荒井省吾演出)
「風紀って何?」な鳳美煌に一泡吹かせるため、さばげぶメンバーの切り崩しを画策する石動。
まずは、春日野うらら。ドMであるという情報からドSを装って接近しますが、中途半端な責めにうららが激怒。
「おんどりゃあ、ドM舐めとんのかぁ!!」
間髪入れず哲章ナレ。
「諸君も覚えておこう。ドMはエセドSが一番嫌いなのだ」
その知識はどこで使えば良いのでしょう、哲章尊師? いやそれ以前にドMの本質を語る少女マンガって…。
ドMの本質に迫った映画と言えば「殺し屋1」(2001年/三池崇史監督)。
ドMやくざ垣原(浅野忠信)も言っていました。「相手に痛みを与える時は相手の事を思いやっちゃ駄目」と。
新しい椅子に最初に座るのは誰か、というくーだらない理由で銃撃戦突入(全員悪い目。断じてサバゲではない)。
共闘と見せかけて裏切り、油断させて騙まし討ち、結局全滅、部室血まみれ。実に少女漫画らしい教訓に満ちたお話でした。
「なかよし」…侮れない雑誌です。