デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

何故、こんな事に…? 海外トンデモ映画ポスター25選

英国TOTALFILM「海外で作られたトンデモ映画ポスター25選(25 Baffling Foreign Movie Posters)」を発表しました。

 

こればかりは観てもらわないと酷さ、あいや面白さが分かりません。ランキングは無視して幾つかご紹介します。

 

イメージ 1  まずは、分かりやすいこちらから。

 

スペイン版「キャリー」のポスター。

これは、あれですよ、観光地にある顔の部分に穴が開いている記念撮影用の看板。

なんだかキャリーが炎の妖精に見えてきます(シシー姐さんに見せて感想を聞きたい)。

恐怖と笑いがアウフヘーベンされた傑作と言って良いでしょう。

イメージ 2  続いてトルコから届いたこれ。

「シャイニング」じゃないですよ。

カッコーの巣の上でです。

何か顔と手のバランスがフリークスみたいになっていますし、下を見ると明らかに違う作品の画が混じっています(しかも複数)。

ほとんど猟奇ホラー。あの日の俺の涙を返せ!

イメージ 3  一気に体力を消耗したところで、駄目押しの一撃。


これ、何のポスターか分かりますか?

答えはザ・フライ

良く見ると顔がジェフ・ゴールドブラムに似ているような似ていないような…。

ジェフが自画撮りして皆が目をそむけた“ハエの食事方法”のシーンをイラストで表現してみました、みたいな感じでしょうか。

ポーランドエスプリは奥が深い。

イメージ 4  さて、視神経が麻痺してきた所でロシア産の爆弾を。

えー、大変言い難いのですが、これスターウォーズです(本当だってば!)。

一体何をどう取り違えるとこういうポスターが出来上がるのか見当もつきませんが、実に前衛なデザインです。

是非、次の「スターウォーズ」で採用して欲しいと思います。

※全部見たい人はこちら→http://www.totalfilm.com/features/25-baffling-foreign-movie-posters

 

イメージ 5  最後にランク外から私のお薦めをひとつ。


ポスターではなくDVDジャケットですが過去のない男です。

どう見てもホラー映画。フィンランドどん底スローライフが台無しです。

因みに本ランキング、日本からは「キャプテン・スーパーマーケット」が“Genius!”の賛辞と共に紹介されておりました。