英国TOTALFILMが「海外で作られたトンデモ映画ポスター25選(25 Baffling Foreign Movie Posters)」を発表しました。
こればかりは観てもらわないと酷さ、あいや面白さが分かりません。ランキングは無視して幾つかご紹介します。
まずは、分かりやすいこちらから。
スペイン版「キャリー」のポスター。
これは、あれですよ、観光地にある顔の部分に穴が開いている記念撮影用の看板。
なんだかキャリーが炎の妖精に見えてきます(シシー姐さんに見せて感想を聞きたい)。
恐怖と笑いがアウフヘーベンされた傑作と言って良いでしょう。
続いてトルコから届いたこれ。
「シャイニング」じゃないですよ。
「カッコーの巣の上で」です。
何か顔と手のバランスがフリークスみたいになっていますし、下を見ると明らかに違う作品の画が混じっています(しかも複数)。
ほとんど猟奇ホラー。あの日の俺の涙を返せ!
一気に体力を消耗したところで、駄目押しの一撃。
これ、何のポスターか分かりますか?
答えは「ザ・フライ」。
良く見ると顔がジェフ・ゴールドブラムに似ているような似ていないような…。
ジェフが自画撮りして皆が目をそむけた“ハエの食事方法”のシーンをイラストで表現してみました、みたいな感じでしょうか。
ポーランドのエスプリは奥が深い。
さて、視神経が麻痺してきた所でロシア産の爆弾を。
えー、大変言い難いのですが、これ「スターウォーズ」です(本当だってば!)。
一体何をどう取り違えるとこういうポスターが出来上がるのか見当もつきませんが、実に前衛なデザインです。
是非、次の「スターウォーズ」で採用して欲しいと思います。
※全部見たい人はこちら→http://www.totalfilm.com/features/25-baffling-foreign-movie-posters
最後にランク外から私のお薦めをひとつ。
ポスターではなくDVDジャケットですが「過去のない男」です。
どう見てもホラー映画。フィンランドのどん底スローライフが台無しです。
因みに本ランキング、日本からは「キャプテン・スーパーマーケット」が“Genius!”の賛辞と共に紹介されておりました。