デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【1,000人より1,001人】甘城ブリリアントパーク ♯3【と「バリー・リンドン」の戦列歩兵シーン】

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『告知の(水着)動画を観た中で実際に(パークに)来てくれる人間は恐らく1パーセント以下だろう』

『だとしたら、何で私たちにあんな恰好をさせたの!?』

1,000人より1,001人を呼ぶためだ!』


おお、馬場イズム。ベタですがこういう台詞大好きです。

甘城ブリリアントパーク/第3話・テコ入れが効かない!」20141016日深夜放送/石原立也コンテ演出)

何と今回は武本監督が脚本に回って、コンテ・演出は御大。

支配人代行となった可児江西也(かにえせいや)は、パークを臨時休業させて清掃とメンテを指示。更に、営業時間延長・休園日返上・入園料無料(→30円に修正)と次々改革案をぶちあげますがことごとくモッフルくんと対立。

まあ、和解のための対立なんで通過儀礼みたいなもんですね。

衝突の度にいすずがマスケットで弾丸仲裁(もはや様式美)。

 

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今回の見せ場は、精霊4人組+いすず&ラティファによる水着シーンWebにアップする入園料30円のアピール動画撮影です。

本来なら、ここぞとばかりに“揺らす”所ですが、石原監督、何を思ったか飛んでも跳ねても微動だにせず(ラティファはマニアックなまでに貧乳なので揺らしようがない)。

どうも石原監督の興味は胸よりも腋にあったようです。ううむ…。

 
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さて、今日はちょっと視点を変えていすずが使用しているマスケットについて。

『先込め式なのに、連射?!』


という西也の台詞からも分かるようにマスケットは本来“単発式”の歩兵銃。

マスケットが登場する場面で印象深いのがバリー・リンドン1975年/スタンリー・キューブリック監督)の戦列歩兵シーン

両軍隊列を組んでご陽気に太鼓叩いてラッパ吹きながらゆっくり行進、至近距離まで来たところで撃ち合い開始

避けない、逃げない、走らない。

当然ですが、最前列の人間からバタバタと死んでいきます(両軍共)。

理解できません(笑)。これが18世紀の貴族の戦争なのでしょうか?(色々掘り下げると面白そうではありますが…)

 

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アニメだとまどか★マギカ巴マミが魔法で召喚していましたね。こちらの方がデコレーション付きでいすずのマスケット(シュタインベルガー)に近いデザインです。

いすずのシュタインベルガーは状況によって様々な種類の弾丸(痛いだけ/記憶を飛ばす、など)を飛ばす事ができるようです。今後の活躍に期待。

ブリリアントパーク閉園まで、あと80日。

 

 

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