お話が本筋に向かう前に“お約束”を先払い。気風の良い展開です。
「トリニティセブン/第3話・魔道士と錬金術」(2014年10月21日深夜放送/錦織博監督)
いずこかへ消えた従妹・聖を見つけ出すために魔道士となる事を決意し、王立ビブリア学園に入学して“キャッキャウフフ”な学園生活を送る事になった春日アラタ。
3話にして魔道書「アスティルの写本」と正式契約して魔術を発動。
その場のあらゆる魔力を“支配”して一気に打ち消す力技。副作用として、多くの場合、魔術でその形を保っている周りの人間の衣服をも無効化してしまうという…。
要するに、アラタがメイガスモードを起動させて魔術を発動すると、その場にいる女は全員すっぽんぽんに(いやあ、書いていて嬉しいやら空しいやら恥ずかしいやら)。
この魔術のおかげで学園内で起きていた“崩壊現象”は止まったものの、校舎は半壊。
校舎がなけりゃ授業はできねえ、ってわけで南の島に修学旅行!(水着回だ!)。
夜は宿舎の混浴露天風呂(温泉回だ! まあ、女子は水着着用でしたが…)。
1エビで、全裸→水着→混浴露天。完全に本来の目的を見失っています(だからこその視聴継続なのですが、脚本ボロボロだなあ…)。
気になったのは、リリスが魔術で物質化させたハンドガンと、それを見よう見真似でコピーしたアラタのハンドガン。
特にコンストリクターをベースにオート9で味付けした様なアラタの銃(写真右)はなかなかにかっちょいいので是非、3次元(商品)化してください。
ついでなので、「結城友奈は勇者である」の1話2話(初回連続放送)。
うーん、どの方向に進むのか興味がありましたが、“明るい「まど☆マギ」純和装”以上のアイデアが全く見受けられません(色々寄せ集めているようですが、再構成の仕方が下手)。これは初回切りかも…。
勢い余って「失われた未来を求めて」。
質の良いアニメなのかもしれませんが、お話に興味が持てませんでした。残念。