10月16日に「その実相寺アングルをBDで観たい!」という見出しで取り上げた「ヘルハウス」。
よく調べたらDVDは国内版も北米版もFOXが出していますが、BDを出しているのはShout!Factoryでした。
つまり、いくら待ってもFOXからBDが発売される事は無い…。
となれば…買うしかないか。
「ヘルハウス[北米版BD]」(Shout!Factory社/約1,800円 )
上がジャケ写。いかにもB級チックなおどろおどろしさですが、このイラスト、公開当時から使っている(パンフレットにも載っている)もので、言わばオフィシャル・ロゴ。
とは言え、もうちっと荘厳な感じにして欲しかったなあ、が正直な感想。
画質はいささかアプコンの無理矢理感があるものの、時代を考えればマズマズかと。
いわゆる“家モノ”ジャンルが好きな人は、家の持つ年輪のようなものに惹かれるのではないでしょうか。
家具、小物、カーペット、壁紙、カーテン、ベッドカバーなど調度品の数々。
かつての生活感と捨て置かれた寂寞感。その形と色調。
要するに、昨日今日建てたような家が舞台になっても面白くないという事よ。
そういったものがBDで確認できればなぁと思っての購入でした。
英語字幕が付いているので、初見でも大筋の流れは追えます。
先に台詞を確認したい方はこちらを→http://www.springfieldspringfield.co.uk/movie_script.php?movie=legend-of-hell-house-the
Script全文が掲載されています。
折角なので、クライマックスのフィッシャー(ロディ・マクドウォール)の叫び(言葉責め)を抜き出してみましょう。
Tell me something, Belasco.
Why didn't you ever leave this house when you were alive?
Why?
Did you despise the sunlight? Was it better hiding in the shadows?
No one......could really see you then, could they?
No one could find out your secret then, could they?
You weren't a genius! You were a deviant!
A sawed-off little bastard! Your mother was a bitch! A whore!
You werea bastard! A funny, little dried-up bastard!
You're no genius!
You're no roaring giant!
What size were you, Belasco?
Five foot two? One?
I know!
You weren't even five foot tall!
幽霊相手に言葉責め(しかも、出自とか身体的特徴というトラウマをえぐる)で立ち向かう霊能力者。何度見ても痺れます。