デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

嘘かもしれない。でも信じる。 SMOKE スモーク

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英国TOTALFILM「忘れていると思うけどこれもクリスマス映画だぜベスト1010 Movies you don't remember being set atChristmasを発表しました。

1位は「LAコンフィデンシャル」。以下、「アイズ・ワイド・シャット」「リーサル・ウェポン」「アメリカン・サイコ」「未来世紀ブラジル」「第17捕虜収容所」「バットマン・リターンズ」「プロメテウス」「めぐり逢えたら」「アイアンマン3」。

てっきりダイ・ハード」「シザーハンズあたりが上位に来るかと思いましたが…

※細かく知りたい人はこちら↓
http://www.gamesradar.com/10-movies-you-dont-remember-being-set-christmas/

クリスマスで思いつく(ちょっと変化球な)洋画と言えば、

「スモーク」1995年/ウェイン・ワン監督

ブルックリンの小さな煙草屋。雇われ店主オーギー・レン(ハーヴェイ・カイテル)。

彼の日課は店から見える景色を毎日同じ時間に写真に収める事。

 
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その店に屯(たむろ)する(駄目な匂いのする)人々。

 
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「煙の重さは?」「父の名前は…」「妻の写真だ…」

 
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オーギーが友人である作家・ポール(ウィリアム・ハート)に語る“クリスマス・ストーリー”。

どこまでが真実でどこからが嘘なのか。正に煙に巻く物語

友人との、別れた恋人との、娘かもしれない少女との、妻と片腕を失った男と息子かもしれない少年との微妙な距離感が実に大人

 
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離れず、しかし、踏み込まず。

嘘かもしれない。でも信じる。そんな気持ちにさせるクリスマス映画です。


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