デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

アラタ蒸着! 東京喰種√A ♯1新洸    そして追悼:平井和正

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喰種の超タカ派集団アオギリの樹」に拉致されたカネキ。そのアジトに総力戦で奇襲をかけるCCG(喰種対策局)。その間隙を縫ってカネキ奪還を画策するあんてぃくの面々。
 
アオギリの幹部・ノロと対峙する世方、月山、ウタ。袂を別った弟・アヤトの攻撃を受けるトーカ。時間稼ぎのため、伝説の喰種・となってCCGに立ち塞がる吉村店長
 
これらのドラマを全部うっちゃり、ヤモリによる終り無き拷問に晒され続けるカネキの心象風景と覚醒に全てを賭けた1期最終話(←クリックすると飛びます)。
 
どこから仕切り直すのか思ったら直球地続き。
 
戦いはまだ終わっていなかった。
 
「東京喰種√A/第1話・新洸」2015116日深夜Dlife放送/松尾慎演出)
 
梟の出現にCCG特等捜査官・黒岩と篠原は試作クインケ“アラタ”を装着(蒸着と言った方がイメージに近いか)。
 
名前から察するにトーカ、アヤトの父親から作ったものっぽい。果たして梟に通じるのか。
 
にしても脂ギトギトの肉体派中年コンビって妙に妖しい(そっち系への蒔餌か)。


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一方、トーカはアヤトの猛攻の前に防戦一方。アヤトが最後の一撃を見舞った時、間一髪でトーカを救ったのは…。
 
髪が真っ白になったカネキ
 
能力は勿論、態度、言葉遣いまで1期とは別人格。実に“いい感じ”です。


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 「黙って聞けよ。(俺様が)話している」
 
仕掛けられたアジト大崩落で犠牲者続出のCCG・警察連合軍。撤収するアオギリ&あんてぃく。
 
亜門はカネキの後姿を視界に入れますが深追いはせず。


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   「お前も戦っていたのか…」
 
カネキの背中を見つめる亜門の眼差しにリスペクトに近いものを感じます。
 
そう言えばジューゾーの姿が見えないなあと思ったらルンルンでヤモリの遺体を回収しておりました(新しいクインケ作るつもりなんでしょうか)。
 
トーカを救出したカネキは、あんてぃくには戻らない、アオギリに入ると衝撃宣言。
 
アオギリメンバーの元に歩み寄る絵柄は完全に最終回のそれ。本来ならここで1期終了とすべきだったのかもしれませんが、それだと綺麗に区切りがつき過ぎて面白くないですね。


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▲どう見ても「最終回」の構図▼
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2期は原作者・石田スイによるオリジナル・ストーリーとの事。どう展開するのか楽しみです。

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STOP PRESS!
 
狼は死なず…のはずが…平井和正死去
 
作家・平井和正氏がお亡くなりになりました。
 
117日。76歳。
 
平井氏は小学生の時に「狼男だよ」を読んで以来、最初に嵌った小説家。
 
あれこれ書きたい事がたくさんあります。追悼記事は別途、日を改めて。
 
まずは謹んでご冥福を。

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