デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

鼻血という“文化”。 ゆるゆり[第1期]

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ゆりゆらららららゆるゆりのフレーズが心地良い。

ぴぴるぴるぴるぴぴねぴー以来の電波リズムかも。

ゆるゆり20117月-9月放送/太田雅彦監督)

ここは七森中学校(富山県高岡市設定)。かつて茶道部の部室であった茶室を無断占拠し、ごらく部を名乗ってまったりごろごろしている4人組が主人公。

ゆゆ式の中学版といった体(中の人も二人被っている)ですが、“パソコンをいぢる”という行動をとっていただけ“情報処理部”の方が数段まとも。

ごらく部は、SOSGJに近い“自由な”サークル(学校非公認ですが)です。

 

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ここに、ツンデレな生徒会副会長らがちょっかいを出してゆる~い騒ぎがだらだらと。

序盤は試行錯誤な(監督も中の人もちょっと攻めあぐねている)感じだったのが、回を追うに従って破壊力に磨きがかかるように。

主役なのに地味ツンデレ百合爆発教師などキャラ属性が徐々に固まってくるのですが、話に弾みをつけた(踏ん切りをつけさせた)のは、生徒会(役職不明)池田千歳でしょう。

百合妄想が大好物。眼鏡を外して視界を遮り、妄想モードに突入すると鼻血がナイアガラ。

鼻を押さえても目血が出る涙目怪人選手権。

 

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興奮して鼻血というのは恐らく日本のアニメだけに存在する記号的表現。

つまり、鼻血は日本独自の文化という事です。ちょっとこの文化を横目で眺めてみましょう。

百合妄想鼻血と言えば、まりあほりっく宮前かなこ。その量は谷岡ヤスジ級。

やおい妄想鼻血なら、「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」海老名姫菜

 

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男で鼻血と言うと、まよチキ坂町近次郎…も捨てがたいですが、やはりKing of Kingsバカとテストと召喚獣ムッツリーニこと土屋康太でしょう。

出血のハードルが異様に低く、致死量寸前のを流しまくり、そのため防衛手段として常に輸血パックを携帯している強者中の強者。

“幼女”という単語から一瞬にして妄想を広げ、己の血潮で溺れ死ぬほどの出血を。

 

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ここまで“緩い”と日常生活に支障をきたしますね。

因みに「ゆるゆり」の千歳には双子の妹がおり、こちらは百合妄想に入るとヨダレがノンストップで垂れ流されます。

 

★「ゆるゆり」1期最終回(第12話・みんなでポカポカ合宿へ)の大惨事シーン。

 
 
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