「それに最近の魔法少女ものはクオリティも高くなってきて、この国の重要な文化のひとつと言っても過言ではないですからね」
「それだ!」
何が「それだ!」なのか全く分かりませんが、ここに“作戦名:魔法少女”が発動されました。
「みりたり!/MISSION8 作戦名魔法少女!!」(2015年3月4日配信/萩原省智演出)
TVアニメ「魔法少女まじかるエミル」に夢中のハルカ少尉。
これを見たルト中尉が昇進をエサにハルカを魔法少女に(作戦意図不明)。
その頃、ゆかりさん宅でもシャチーロフ軍曹が「まじかるエミル」を鑑賞中。
つい手近にあったハタキで魔法少女の真似をしている所をゆかりさんに目撃され…。
「(嬉し笑いを噛み殺しながら)シャチーロフちゃん、お買い物に行くわよ。魔法少女の服をね」
という訳でまじかるエミルコスプレのハルカVSライバルですとろいちゃんコスプレのシャチーロフの戦いが!
しかし、当然魔法は使えないので、勝負はいつもの近代兵器戦。魔法少女になった意味無し。
最近のアニメには“アニメ内アニメ”もしくは“アニメ内ドラマ”として魔法少女がよく登場します。ついでなので思いついたものを並べてみました。
まずは今回登場した「魔法少女まじかるエミル」。お隣は「僕は友達が少ない」で小鳩がずっ嵌っていた「鉄の死霊術師(くろがねのネクロマンサー)」。
続いて「ゆるゆり」で歳納京子が入れ込んでいた「魔女っ娘ミラクるん♪」。右は「TO LOVEる ダークネス」内のドラマ「爆熱少女マジカルキョーコ 炎-フレイム-」。
どれも本編のいち背景でありながら、かなり細かいところまで作り込まれているのがミソ。
「鉄の死霊術師」のキメ台詞「魂ごと打ち砕け!」はなかなかにかっちょいいですし、「マジカルキョーコ」のキャッチコピー「なんでもかんでも燃やして解決!」は本編の無茶苦茶さと相まって実に“いい感じ”です。
ほじくり返すともっと沢山出てくると思いますが、今日のところはこの辺で。