ラブコメの波動を感じる！ 長門有希ちゃんの消失♯4

 

「ねえキョン…河童っていると思う？」

 　　　「さあな…いるんじゃないか」　　　　　　「！！！」

 

何を思い出したハルヒ？　ひょっとしてこっちの世界でも“笹の葉ラプソディ”はあったのか？

 

「長門有希ちゃんの消失／第4話・Be my Valentine」（2015年4月25日深夜BS11放送／竹下良平演出）

 

すっかり北高文芸部に入り浸りなハルヒ。ハルヒと鶴屋さんがボケ倒し、朝倉が突っ込むものの、その後、朝倉もボケまくって止める者無し（←キョンはパシリで不在）。

 

なんという素晴らしい日常！

 

季節は2月。バレンタイン。長門・朝倉は用事（勿論チョコ作り）のため部活はお休み。その事をキョンがハルヒに告げると、ハルヒはキョンを拉致。

 

まずは喫茶店で一服…って嗚呼、本編で何度も（特に「エンドレスエイト」では嫌と言うほど）見た“あの”お店（言うまでも無く支払いはキョン）。

 

二人は河童を探しに河へ（「荒川行けよ」と突っ込んだ人多数？）。

 

転びそうになったハルヒの手を取るキョン。

ハルヒ!!

 

呼び方がいつの間にか“涼宮”から“ハルヒ”に。何と言う王道なラブコメの波動！

 

一方、長門はドジッ娘ぶりフル稼働。朝倉はお母さんモードMAX。

 

そして迎えたバレンタイン当日（谷口、国木田が元気に登場）。

 

興奮で眠れない長門はまたしてもゲームに手を出して寝坊。朝倉さんアングリー。

 

あれこれ画策したのに、部室に行ってみればハルヒが一足お先にキョンにチョコ（100円の板チョコ-昭和ミルクチョコレート-）を！

 

純情ドジッ娘な長門も素敵ですが、やはりハルヒのヒロイン力が半端ありません。

 

周りから“痛い人”と見られ、“さん”付けでしか呼ばれないハルヒにとって、河童探しに付き合ってくれた上に、自分を助けるために2月の河に足を漬けるという犠牲的行動を「恨んでやる」という憎まれ口で流してくれるキョンのような存在は貴重なのでしょう。

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