劇場版「首都決戦」が興行的にかなりヤバそうな…ってか、舞台挨拶で「プロデューサーとモメたので10月にディレクターズ・カット版上映します」ってどういう事?
金払って入場して来た人に「このバージョンは自分の本意じゃない」って、そりゃ確かにニュースではありますが、言われた方は複雑な心境なのではあるまいか。
という心配事はさておき、第3章を粛々と(←この言葉が何故「上から目線」などという非難を受けねばならないのか私には全く理解できません。政治家が規定路線である事を強調する詭弁として使っているのは分かりますが…)。
まずはEP4「野良犬たちの午後」(辻本貴則監督)
タイトルでお分かりのように「狼たちの午後」をネタにしたテロリストのコンビニ籠城話です。
うええ、POS入ってないのかよ! バーコードスキャン無し? 商店街の八百屋じゃないんだから。これじゃ公共料金の支払いもできないじゃん!
C4ひと包みの爆発力ってあんなもん(裏口吹き飛ばす程度)でしたっけ? コンビニごと消えてなくなってもおかしくないと思うのですが…。
などの不満はありますが、画的に観るべき所があったので、総合的には合格です。
ひとつは遠隔操作レイバー。
電源もバッテリーではなくアンビリカルケーブルから取る念の入れようです。
そして、今回の白眉はAK74による銃剣戦。
単身突入したカーシャ(太田莉菜)の銃撃戦&銃剣戦は“凛々しい!”の一言。「アヴァロン」のアッシュ(マウゴジャータ・フォレムニャック)なんか目じゃありません。
水深50mの海に頭部直径200mの巨大水棲生物(仮称:ガ●パ)が!
こちらは前振りで終わってしまったので後編に期待しましょう。
写真中央は「3億5千万年の罠」の平田博士、右は本作の芹沢博士。元ネタは(以下略)。