戦わねぇのかよ! ってか予告で熱海の街、蹂躙していた奴って●●●●だったのかよ!
とまあ、期待する方向を間違えるとモニターに向かって罵声を浴びせる事になります。ご用心。
まずは風呂敷広げたい放題広げた熱海観光怪獣映画の後編から。
Ep6「大怪獣現わる・後編」(押井守監督)
まあね、ロクにオチにならない事は想像つきましたよ。でも、一応怪獣大暴れな画も出回っていた事ですし、多少はレイバーとの絡みもあるのかしら、と淡い期待もするじゃないですか。
こういう期待を確信犯的に裏切るのホント上手ね、押井さん。
松本圭未という脱いで歌ってやさぐれて(ついでにヌンチャク振り回して)、な女優さんが出ていなかったらどうにも収拾がつかなかったんじゃないかと思います。
「ジョーズ」のパロディとか音を立てて引きましたわ(潮干狩りできるかと思った)。
あと鈴木敏夫、何しに出てきたんだ、鬱陶しい。
この出しゃばり爺さん、映画プロデューサーの役で(大概にしろ)「プロモーションには主題歌が必要だ!」とかなんとか言ってガ★パのテーマをプロデュース。
登場したのは何とザ・リリーズ。『好きよキャプテン』です。
この曲が聴けただけでも観た甲斐は…(駄目だ、これ以上自分を騙せない)。
さて、続いてはEp7「タイムドカン」。
二課に仕掛けられた複数の爆弾が次々爆発していくサスペンスフル(笑)なお話。
それなりに楽しめはしました。しましたが…。
ここまで観てきてほぼ全エピソードに共通して言える感想は「まあ、中にはこういう枝葉な話が混じっていてもいいよな」。
でもそれは、中核をなすぶっとい幹があって初めて言える事。
一回くらい「そうそうこれこれ。これが観たかったんだよ!」なエピにぶつかりたいものです。