デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

静謐なる猟奇。 肉  [そして追悼:クリストファー・リー]

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邦題のつけ方は難しい。作品を表すタイトルとしては駄目駄目でも営業的には合格という事もあります。
 
「肉」2013年/ジム・ミックル監督)
 
大胆な邦題です。このタイトルに“この家族には、秘密がある”というキャッチが並ぶとほぼ内容が分かってしまうネタバレ仕様ですが、インパクトは絶大。
 
原題はWE ARE WHAT WE ARE。翻訳難しいですが、意味合いとしては“詰まる所、我々はどこまで行っても我々である(アイデンティティを変えることは出来ない)”ってな感じなのではないかと。
 
『人は食なり』というアメリカのことわざWE ARE WHAT WE EATのもじりでもあるようです。
 
終わりまで観ると、意味するところがよく分かります(あまり分かりたくないですが)
 
アメリカの片田舎。パーカー一家は厳格な父を中心に母、娘二人に息子一人の5人暮らし。清貧な日々を送っておりましたが、ある日、母が不慮の死を。
 
母にはある特別な役割がありました。それはパーカー家が代々守ってきた習慣、いや儀式
 
母亡き後、その責務を担うのは若く美しい姉妹、アイリスとローズ。


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この二人の無垢な(やっている事は人の道を大きく外れていますが)感じが“静謐な猟奇”を醸し出しています。
 
イメージ的には「ビリティス(1977フランス)とか「ピクニックatハンギングロック1975オーストラリア)」の少女たちが近しいかもしれません。


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隣に住む心優しいおばちゃん(限りなくお婆ちゃん)が何とケリー・マクギリス
 
うええ!「トップガン」の金髪姉ちゃんがこんな事に?!
 
時の流れは残酷だ…。
 
監督は「ネズミゾンビ」撮った人。元ネタはメキシカン・ホラー「猟奇的な家族」(本作は英語版リメイク)。

メキシコ版、観たいな…。

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追悼:クリストファー・リー

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クリストファー・リーさんがお亡くなりになりました。7日、93歳(大往生だ!)

 

呼吸器系の問題と心臓疾患で3週間にわたり入院していた病院で死去したとの事。

 

代表作数知れずですが、やはりウィッカーマンのサマーアイル卿が一番印象深いです。

 

ご冥福をお祈りいたします。


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