デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

CSIの狭き門。 人造人間13号

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学生6名を乗せたゴムボート。森の中の川を遡ること1時間。更に森を抜けて囚人護送バスに揺られて着いたのは“第13恐怖収容所(13 EERIE STRAIT PENITENTIARY)”跡。
 
※STRAITには“厄介な、あるいは困難な状況または事態”なんて意味もあるらしい。


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収容所エリアでは出迎えの教授があちこちに死体を配置
 
別にキモ試しの仕込みをしている訳ではありません。
 
学生達は法医学生CSIの卵です。ここは、研修生の空き2席を巡る実地試験会場。学生を待っていたのは3体の検査死体と、
 
「人造人間13号」2013年/ローウェル・ディーン監督)
 
この収容所、死刑囚材料に生体実験のような事をやっていたようですが、何かやらかしてしまったようで、現在は廃棄&閉鎖中。
 
滅多に人が来ないので、試験会場にはうってつけ…のはずでしたが。
 
6名の学生は二人一組で指定された“事件現場”へ。しかし、仕込みの死体の他にも死体を発見。


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後はいつものゾンビ祭り。噛まれれば感染。それなりに力の入ったゴア描写を挟みつつ、被害拡大。携帯圏外。固定電話無し。無線はバッテリー切れ。
 
哀しいほどに低予算ですが、法医学生ならではの気転といった小ネタもあって割りと飽きずに観る事ができました(脳タリンな学生かき集めた「ダブルヘッド・ジョーズ」観た直後なのでいささかハードルが低くなっています)。
 
主役のお姉ちゃんは「アメリカン・ドクターXで人体改造手術やってた女医さんですね。


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オートマチックでカラ打ちして弾切れって描写は「う~む」でしたが、護送バス(カースタントもこなす)が私好みの面構えだったのはポイント高いです。

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