デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

のんのん終了。ゆるゆり3期前に軽く復習。 ゆるゆり♪♪

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のんのんびより りぴーと」が終了してしまいました(泣)。バトンを引き継ぐのはゆるゆり3ゆるゆり さん☆ハイ!』
 
個人的には『ゆゆ式』2期(りぴーとでもいい)の方が嬉しかったですが、ここは、日常系が切れ目なく続くことを素直に喜びましょう。
 
という訳で3期開始前に2期のおさらいを。
 
ゆるゆり♪♪20127月-9月放送/太田雅彦監督)
 
基本設定に関しては1期のレビューを御参照ください。
 
2期には少々不満がありまして。それは無駄にあかりを主役押ししたこと。
 
主役でありながら主役オーラゼロのあかりは自虐ネタで初めて光るキャラ。出すぎず目立たず、時折後ろ向きな話題で軽い笑いをとる、という使い方が正しいと思うのですが、何を考えたか本当に主役っぽい扱いに。
 
1話冒頭の“あかりは人気者”シチュは2秒で夢オチと分かるのに、これを延々引っ張る引っ張る。
 
遊びに行く時にひとり電車に乗り遅れたあかりが、次の電車がくるまで待合室で待っている様子(独り芝居)の長回しとか、「いや、俺が見たいのはそれじゃない」感満載。
 
思うに全登場人物の中であかりだけカプが成立していないというのが設定上の致命傷。
 
京子×綾乃、京子×結衣、結衣×ちなつ、櫻子×向日葵、そして全てのカプをおかずに出来る千歳、という人間関係からあかり独りが浮いています。
 
唯一、あかりとカプになれるのは、偏執的シスコンの姉・あかねだけでしょう。
 
で、この変態姉妹(いや、変態なのは姉だけですが)の冒険を描いたのが、
 
「第11話・時をかけるあかり」(荒井省吾演出)


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部室で見つけたタイムマシンで過去(中学校入学直前)に飛ばされたあかり。
 
着いたと同時に機械は故障。自宅には小学生の自分がいるので家にも帰れず。姉あかねに全てを打ち明けたところ、変態姉はダブルあかりゲットに狂喜乱舞


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匿うためと称して毎晩添い寝。興奮のあまり眠れず睡眠不足に。
 
果たしてあかりは未来に戻ることができるのか?
 
まあ、脱力かつ腰砕けな最低のオチが待っているのですが、あかりメインで唯一楽しめたエピでした。


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3期は監督が「ゆるゆり なつやちゅみ」を手掛けた畑博之に変わります。
 
できれば、あかりの出番は最小限に止めて、京子×綾乃か京子×結衣、賑やかしで京子×ちなつ(いずれにしても京子メイン)で話を進めてもらえると嬉しいのですが…。


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誰が何と言おうと主役は京子!


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