「あなた、こういう映画好きでしょ? よかったら一緒に…
たまたま知り合いからもらっただけなんだから。勘違いしないでよね」
京子を映画に誘う練習をしている綾乃。あれ? このシーン観たことあるぞ。原作は未読なのにおかしいな…。
…あ、前回の「庶民サンプル」だ。あそこからここに繋がるのか。壮大なバトンリレーだな。流石、一迅社。
「ゆるゆり さん☆ハイ!/第7話・忘れられない1日になる」
(2015年11月16日深夜TV TOKYO放送/平牧大輔演出)
アバンの綾乃とこのサブタイだけで心の隙間は埋まったようなものです。
なかなか京子にチケットを渡せない綾乃↑に、何と京子が別のチケットで逆勧誘。
「あたしでいいの?…しょうがないわね」
最早、京子のナチュラルなジゴロっぷりは神業の域に達しています。
一方、ちなつは結衣の家に単独お泊りの約束をゲット。あかりに結衣役をやらせてデートのシミュレーション。
ちなつの無茶振り(薔薇くわえて来て、とか)に素直に従うあかりが健気。
最後には、あかりにも楽しんでほしい、とあかりメインのデートに切り替える辺り、ちなつの良い子ぶりも爆アゲ。
綾乃は自分のチケットも京子に渡す事に成功して映画のハシゴ。綾乃は一途なくせに不器用な子なので“綾乃ハッピー”な展開は本当に心洗われます。
ちなつは結衣との混浴には失敗しましたが、同衾(?)には成功(姉妹揃って添い寝ラッキー)。
今回は、綾乃×京子、ちなつ×あかり、結衣×ちなつという大盤振る舞い回でしたが、まだ向日葵×櫻子、あかり×あかね、あかね×ともこ、結衣×京子を温存しているのですから、驚異の懐深さです。
更に向日葵の妹・楓、櫻子の妹・花子という隠し玉も。恐るべし、一迅社…じゃない、恐るべし、ゆるゆり。