広げたい放題広げた大風呂敷。どう頑張っても畳むのは無理かと思いましたが、一気呵成にまとめに入りました。
ダイソンかよ!な吸引力で伏線回収。地球規模の謎をマッハ解明。
最後に笑うのは誰だ。
「影鰐-KAGEWANI-/第12話・漆黒」
(2015年12月20日深夜BS11放送/高嶋友也監督)
猿楽製薬の地下研究施設で対峙する番場と木村。異なるアプローチで影鰐に迫った二人が行きついた真実。
かつて、敵対する部族を滅ぼすために蠱毒によって作られた生物兵器『影鰐』。
望み通り抗争は終結しました。どちらの部族も影鰐に喰われてしまったから。
大陸から日本に渡ってきた影鰐は、島根の漁村で影鰐ハンターに倒された。しかし、影鰐の燃えカスは風に乗って海に大気に他の国に…。
影鰐の燃えカスを口にしたトカゲが…。
人の創りしもの、影鰐。オリジナルは滅んだが、影鰐より生まれしものが多数誕生。これが奇獣の正体でした。
そして、奇獣の卵からオリジナル影鰐の再生を図る猿楽製薬。
猿楽製薬はネルフ+アンブレラだったんですね。
勿論、こんな計画は破綻するのがお約束。奇獣も再生影鰐も捕食者となって…。
『コントロールするんじゃなかったのか?』
研究室は阿鼻叫喚。傷ついた番場を残してひとりセーフティルームに逃げ込む木村(「エイリアン2」でもお馴染みの鉄板悪者死亡フラグ)。
「悪く思わないでください、番場先生…」
かつて影鰐に寄生されかけた男、番場宗介がこんな事で死ぬわけがありません(死んだら死んだでアナーキーな構成を称えます)。
大団円に期待します。