“くじびきアンバランス ハ○ンダンダ
イクラ呼ンデモ帰ッテハ来ナインダ
モウアノ時間ハ終ワッテ
君モ人生ト向キ合ウ時ナンダ”
カバーの折り返しに書かれた匕首のような一文。
作品の中では5~6年の時間しか経っていませんが、現実には13年の月日が…。
人生と向き合うどころか、色んな事から逃げ続けて…。でも大丈夫。きっと逃げ切ってみせます。
朽木の卒業旅行と斑目ハーレムの結論出しを兼ねた日光旅行。
前巻で、波戸賢二郎を恋愛対象として意識してしまった斑目。その状況に“女”として一石を投じた恵子。
これまで曖昧を以って良しとす、だった距離感を各自が一気に縮めにかかります。
まさかのマダ×ハト。
東照宮で「自分を選べ」と迫る恵子。
結局、斑目は誰も選べずに終わってしまうんだろうなあ…。
恵子の爆弾投下で矢島×波戸にも飛び火。げんしけんに修羅場は必要か?という問題はさておき、続きが気になるのは確か。20巻発売は半年後か…。