キービジュアルとしても使用された“四肢をワイヤーで拘束された猿のミイラ”。
間宮(萩原聖人)の住居で高部(役所広司)がこの猿を発見した時を境に物語は奈落に向かって転がりだします。
「28日後…」
(2007年/ダニー・ボイル監督)
世界終焉の引き金となるレイジ・ウィルスを宿した実験猿。
この発端の肝は、災厄の原因が猿に非人道的な実験を試みていた科学者グループではなく、独りよがりな正義感でこれを解き放った動物愛護団体にあるという事です。
作品としては続編の「28週後」の方が断然好みではありますが…。
《食用》として登場したのが、
「食人族」
(1981年/ルッジェロ・デオダート監督)
鉈で頭蓋を水平カット。めくってすくっていただきます。
亀生け作りと並ぶ「食人族」ショックシーン。「インディ」も状況は一緒ですが、笑いをとろうとしている分、スピルバーグの方がタチが悪いです。
他にも「リンク」「モンキーシャイン」「アウトブレイク」「マックス・モン・アムール」とかありますが、並べてみると吉兆とは程遠い存在ばかり。
大丈夫か、申年?