『随分楽しそうっすね』
『私はね田中君、ゲームをやるときはいつもHARDモードでプレイするんだ』
『はあ…なんすか急に?』
『難易度は…高ければ高いほど面白いってことだよ』
すみません、私はまずEASYモードで様子見ます。でも「地球防衛軍」はHARD→HARDEST→INFERNOまで頑張りました。
「亜人/第11話・さあ、ショウタイムだ」
(2016年3月25日深夜TBS放送/鹿住朗生演出)
グラント製薬本社襲撃を予告した佐藤。オグラ・イクヤからのIBM情報を元に迎撃体制を敷く戸崎。
クリーン・フォックス・サービスを名乗り、配水管の改修工事名目でビル地下に侵入した佐藤組奥村班(入館予定データはハッキング&改竄済)。
ここのミスリードはお上手。直後に「グラント製薬本社ビルの警備は万全、外部業者も厳しくチェック」と警察側に発言させ、『いやいやいや、今入ったろ、普通に』と視聴者に突っ込ませる隙を作りながら、実は…。
奥村らが入ったのは、グラント製薬ではなくハス向かいにある高層ホテル。その地下に大量のC4を設置。犯行予告時間、佐藤はいつものハンチングスタイルでホテルのフロント、警備を無言で射殺して屋上へ。
ホテル地下の爆薬が起動。足場を失ったホテルは大木が切り倒されるようにグラント製薬目掛けて倒壊。
高笑いと共にグラント製薬に突っ込んでいく佐藤。ビルを任意の方向に倒すってのは相当な熟練がいるように思いますが、見事成功。
轟音と瓦礫と砂煙の中、復活する佐藤。奥村がドローンを使って武器と新しいハンチングをデリバリー。何という帽子愛。次元大介以来のこだわりです。
『さあみんな。これくらいで勝ったなどと思ってないな? この国最強の部隊とは? 自衛隊か? 違う。一度も実戦経験のない奴らなど論外甚だしい。となると…そう…』
戸崎『警視庁特殊急襲部隊。テロや凶悪事件発生時交渉より制圧を優先し展開する実働経験のある精鋭部隊だ』
佐藤『極論…彼らに勝てれば私達はこの国最強の軍隊と言える。国民に問う。この戦闘で判断せよ。我々と人間。どちら側に付くべきか』
ネットで視点のライブ配信を行いながらアジテーションをかます佐藤。
SAT v.s.佐藤。『さあ、ショウタイムだ…』