『特殊繊維のボディーアーマーにヘルメット。相当至近距離じゃないとショットガンでは撃ち抜けないか。…いいねぇ。これこそ戦争だよ』
SAT精鋭20名vs佐藤。ショウタイムの結末は…。
「亜人/第12話・いやあ、疲れたね」
(2016年4月1日深夜TBS放送/井出惠介演出)
『衝戟に備えろ』『私はもう容赦する気がない』『日本の亜人事情は大きく覆る』『殺すのが結構好きなんだよ』『戦争だ』…
これまでの佐藤名台詞を数珠繋ぎにしたアバン。完全に主人公です。
自ら倒壊するビルの屋上に立ち、高笑いと共にグラント製薬本社屋に突っ込んだ佐藤。出迎えたのは警視庁特殊急襲部隊SATの精鋭20名。
SATの(即ち戸崎の)作戦は、佐藤を殺し続けること。
3秒おきに3点バーストを叩き込んで復活の隙を与えることなく拘束。
『拘束完了!』『殺しながら護送車まで運ぶぞ』
日本語が滅茶苦茶です(笑)。
離れたビルの屋上から佐藤援護の長距離射撃を繰り出すゲンと高橋。その二人を3箇所からスナイプするSAT狙撃班。更にこれを個別に潰していく田中(と彼のIBM)。
素晴らしい連携。特にピンポイントで佐藤の手枷を弾いた高橋くんの狙撃能力には目を見張るものがあります。
そして復活佐藤の戦闘能力の高さ。近接銃撃戦で同士討ちを誘いながら相手の懐に飛び込み、至近距離(またはゼロ距離)でショットガンを叩き込んでいく爽快感。
ここ、ゲームにならないかなあ…。
ドローンを操って田中をアシストする奥村。『嫌いなんだよね、マスコミって』とドローンに仕掛けた爆弾で報道ヘリを粉砕。
はい、いい汗かかせてもらいました、とばかりに笑顔で現場を去る佐藤。完勝です。
再びテレビで顔写真が流れてしまった永井圭。静かな暮らしもここまでか。あと1話で中締め。どう〆る?