NHK大河ドラマ「樅の木は残った」(1970)。様々な能面が次から次へと映し出されるタイトルバックが子供心に怖くて怖くて。
いや、マジ怖かったっす…。
久しぶりに幼年期のトラウマを刺激してもらいました(私の中で「樅の木は残った」は長らく楳図かずおと同じ箱に入っていました)。
「影鰐-KAGEWANI- 承/第3話・秘儀」
(2016年4月17日深夜BS11放送/高嶋友也監督)
山間のひなびた温泉宿・達磨温泉を訪れた若いカップル。しかし、入浴中に女の姿が忽然と消失。宿に確認すると「あなたはお独りでした」。
そんな馬鹿な! 男は宿の中を彷徨い、地下に通じる隠し扉を発見。そこには巨大な空洞と社。中では能面付けた一団が禍々しい儀式を。
怖いよ! だから怖いってば!
『達磨様、贄の時間でございます』
水中から顔を出す達磨様。贄として差し出される女。
社を見下ろす崖の斜面に立つ謎の人影。手にしているのは音叉。
新キャラ登場!?
音叉はチューニングに使う道具ですが、浄化用の神具でもあります。パワーストーンと呼ばれる水晶に打ち付ける事でその振動数を増幅させ浄化(ヒーリング)を行います(通販で買えます)。
謎の人物も音叉を水晶石に打ち付けて達磨さんを苦しめておりました。
気を乱された達磨さんは信者踊り喰い。
前回、番場先生が猿楽製薬の傭兵に拉致される所で終わったので、てっきりその続きになるものと思っておりましたが、いい感じにスカされました。
謎の音叉使いも登場して益々ミステリアスな展開に。
次は出るのか番場さん。