デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

フルート・ガンが欲しい。 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

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ううむ、困った。トム様映画として何も考えず楽しめるかと思いきや、全くストーリーに入り込めない(131分が長い長い)。
 
監督さんが「ユージュアル・サスペクツ」の脚本書いた人なので、捻った設定は十八番なんだと思いますが、個人的にはこれが仇となりました。
 
とは言え、すれ違ってもトム。見所・突っ込み所満載の超大作には仕上がっています。
 

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

 
ストーリーは割愛します。知りたい人は各自ググってください。
 
まずは1かましアバンでトム様が離陸しかけている輸送機(エアバスA400M)の羽の上に飛び乗るシーン。
 
うぉおい、ちょっと待て、お前、今何メートル飛んだ?


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垂直飛び2m以上ないと無理だろ。しかも相手は滑走路移動中だぞ。正面から行くとプロペラの餌食になるからアプローチは横オンリー。
 
人間の身体能力を超えています。
 
この後、エアバスの側面に張り付いたまま離陸(飛行1.5km)をノースタントでこなすという離れ業を見せてくれるのですが、最初のジャンプが嘘くさ過ぎるので有りがた味半減。
 
ノースタントと言えば、トム様とサイモン・ペッグは全てのカースタントをダブル無しでこなしたそうです。


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撮影中のスチールを見ると、何かサイモン・ペッグの表情が嬉しそうなんですね。
 
トム様と、ミッション・インポッシブルで、ノースタントのカーアクションをこなす…サイモンにとっては正にご褒美、一生の思い出なんじゃないでしようか。
 
ヒロイン(英国側潜入捜査官)のレベッカ・ファーガソン近接格闘術も見所。何度か繰り出される“飛びつき首十字”(相手の腕に足を絡めて、そのまま肩に登って首を極める)は鮮やか。


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で、やはり気になるのは


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珍しいところでは競技用銃であるワルサーSSP-Eなんてのもありましたが、目を引いたのはフルート・ガンFlute Gun。写真左)。


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オペラハウスに持ち込めるよう楽器(フルート)に擬態した暗殺用ライフル。
 
ちょっと「黄金銃」を思わせるお洒落な逸品。プロップ・レプリカ出ないかなあ。

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