デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

堅気はここまで。 首領(ドン)の道/首領(ドン)の道2

イメージ 1『奴は今、後戻りのできねえ首領(ドン)の道を歩き始めた。奴の生き様、しっかり見届けてやろうぜ』
 
15巻で完結編を迎え、現在Season2に突入している長寿シリーズ、その出発点。
 
「首領(ドン)の道/首領(ドン)の道2」
2011-12年/辻裕之監督)
 
清水健太郎の「首領(ドン)への道」とごっちゃになりやすいですが、こっちの主演は小沢仁志。
 
連城組二代目の次男として生まれた連城恭次(小沢仁志)は学生時代“ハマの凶犬”の異名を持つ瞬間核融合炉でしたが、兄・浩一(哀川翔。「龍虎兄弟」だ!)の拳の説得で堅気の道へ。
 
広告代理店営業マンとして理不尽な要求に耐え、我慢を学ぶ日々を送っていましたが、抗争の渦中で親父と兄貴が命を落とした事を知り、極道の世界へ。
 
広告代理店(大手)時代の人脈を活かした気転と対応は新機軸で面白いのですが、展開が回り道すぎるのがちともどかしい。
 
冒頭で哀川・白竜を捨て駒にする贅沢仕様。ただ、画質があからさまにビデオなので、カチコミ前の二人の会話が居酒屋トーク並に安くなってしまっているのが残念無念(すぐに慣れますが)。


イメージ 2
 メインタイトルと背景が凄まじくミスマッチ。
 
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地獄の黙示録」「その後の仁義なき戦い」「野獣刑事」「ローリング・サンダー」
仁義の墓場」…ポスターのセンスは抜群(どこかのバーなのか)。
 
お話しは「2」で一旦完結します。全部観るのはちょっと…という方はまず「2」まで観て続きをどうするのか判断されると良いと思います。

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