『奴は今、後戻りのできねえ首領(ドン)の道を歩き始めた。奴の生き様、しっかり見届けてやろうぜ』
第15巻で完結編を迎え、現在Season2に突入している長寿シリーズ、その出発点。
「首領(ドン)の道/首領(ドン)の道2」
清水健太郎の「首領(ドン)への道」とごっちゃになりやすいですが、こっちの主演は小沢仁志。
広告代理店営業マンとして理不尽な要求に耐え、我慢を学ぶ日々を送っていましたが、抗争の渦中で親父と兄貴が命を落とした事を知り、極道の世界へ。
広告代理店(大手)時代の人脈を活かした気転と対応は新機軸で面白いのですが、展開が回り道すぎるのがちともどかしい。
メインタイトルと背景が凄まじくミスマッチ。
「仁義の墓場」…ポスターのセンスは抜群(どこかのバーなのか)。
お話しは「2」で一旦完結します。全部観るのはちょっと…という方はまず「2」まで観て続きをどうするのか判断されると良いと思います。