Confusion will be my epitaph
As I crawl a cracked and broken path
If we make it we can all sit back and laugh,
But I fear tomorrow I'll be crying,
Yes I fear tomorrow I'll be crying
混乱、それが僕の墓に刻まれる言葉。
ひび割れて断ち切られた小路を這い進み、
うまくやることができれば、皆落ち着き笑うこともできるだろう。
でも僕は明日が怖い。多分僕は泣き叫んでいる。
そう、きっと明日、僕は泣き叫んでいるだろう。
グレッグ・レイクがお亡くなりになりました。
2016年12月7日。癌闘病の末に。69歳。
12月8日に「長距離ランナーの孤独」を取り上げ、全編に流れる「エルサレム」に触れておきながら、そのプログレアレンジを手掛けたELPのボーカリストが前日に死んでいることに気づかないとは…。
長い活動暦の中で1枚挙げるならやはり、
In The Court Of The Crimson King/KING CRIMSON
1969年発表。たとえ聴いたことがなくとも、このジャケは見たことがあるであろうキング・クリムゾンの1stアルバム。グレッグ・レイクはリード・ヴォーカルとベースを担当。
「トゥモロー・ワールド」でも使われた「クリムゾン・キングの宮殿」、「バッファロー66」でクリスチーナ・リッチのとてとてしたダンスシーンに流れた「ムーン・チャイルド」も素晴らしいですが、白眉はA面最後の「墓碑銘(Epitaph)」。
プログレッシヴ・ロックの心象風景を切り取ったような名曲です。
キース・エマーソンに続いてプログレの至宝が逝ってしまいました(これでELPは3人中2人が鬼籍)。
ご冥福をお祈りいたします。
★ご参考