風光明媚な島にバカンスに来たら、ゾンビ化したサメがお出迎えして大騒ぎ。
…以上。
「ゾンビシャーク/感染鮫」
(2015年/ミスティ・タリー監督)
サメを使って負傷兵の細胞を再生させる研究をしていたら、手違いでゾンビシャークが誕生、そして脱走。
ガリっとした女科学者がサメの脳いぢって、智恵つけてしまう辺りの設定は「ディープ・ブルー」。
こいつに噛まれるとサメだけでなく人間もゾンビ化。島民がゾンビ化していく辺りは「サンゲリア」(←サメ対ゾンビという迷シーンあり)。
舞台となる島の名前REDPLUMがREDRUMオマージュとか、サメの名前がBRUCEとか色々考えてはいるようですが、気を使う方向を間違えています。
んなこたぁどーでもいいから、激安CGとエキストラ不足をカバーするトンデモキャラとかありえねー!なシーンを考えなさい。
出来の悪い姉の妹コンプレックスとか母親との葛藤とかいらないから。
話が広がらないので、動物系ゾンビ映画のおさらいでもしておきましょう。
●全方位投げっ放しな怪作
●史上最大級ゾンビが登場した
●ネーミングの勝利
●正確にはゾンビではありませんが
よし、これで陸海(含む川)空制覇だ、とか思っていたら妙な作品を見つけてしまいました。
「ZOOMBIE ズーンビ」。語呂が悪いにも程がありますが、名前の通り動物園ゾンビ化の珍品。2016年7月~8月開催の<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016>にて上映…か。ソフト化されたら観てみたいと思います。