『俺は亜人と語りたいんです』
「亜人」2クール目が無事終わったと思ったら、今度は亜人ちゃん。
向こうの亜人は不死身の新人類でしたが、こっちの亜人は人ならざる者の総称。初回登場種は、サキュバス、ヴァンパイア、デュラハン、雪女。
彼女たちが語る亜人の悩みとは…。
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい/第1話・高橋鉄男は語りたい」
(2017年1月7日深夜BS11放送/安藤良監督)
向こうの亜人は生体実験道具という迫害の極北でしたが、こっちの亜人は超マイノリティながら人権があり、役所に行けば亜人福祉課なんて部署も。
とは言え、マイノリティであるが故に扱いはデリケート。高校の生物教師、高橋鉄男は学生時代、卒論のテーマに亜人を選びましたが許可がおりず、亜人と会う機会も無し。
『俺は亜人と語りたいんです』
そんな高橋の前に現れた新任教師・佐藤早紀絵。
数日後、具合の悪い生徒がいると言われて駆け付けてみれば首無し。
ええっと…デュラハン? その後ろでは熱中症で倒れた女生徒が担架で。
『大丈夫だから…冷やせば大丈夫だから…私、雪女だから…』
高橋を呼びに来た新入生・小鳥遊ひかり(中二病+ブレイブウィッチーズか…)は、
『私も亜人だし。ヴァンパイアだし』
気が付けば亜人まみれ。生物準備室は思春期亜人と教師のしゃべり場に。
最初は「モンスター娘の日常」的な話かな、と思いましたが、ああいう異種ハーレムな展開ではなさそうです。
亜人(あじんではなくデミ。DEMI-HUMANから)の女の子が皆表情豊か。動きの少ない「語らい」シーンが多いですが、この表情の変化だけで十分引っ張れます。
初回放送前には記念特番「亜人ちゃんは祝いたい」が。主要声優メンバーに囲まれるともう日笠(佐藤早紀絵役)は完全にベテラン(おばさん)扱いなんですねえ…。
おまけ