デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ベガスなトトメス。 メガストーム

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バリー・ボストウィックに逢うのは「メガフォース」1982)以来。
 
その間30年! 実にいかがわしいおっさんになっておりました。
 
「メガストーム」2013年/ジャック・ペレス監督)
 
監督はメガ・シャークvsジャイアント・オクトパスの人(エース・ハンナと同一人物)なので、流れを汲んだ邦題なのでしょう。
 
原題は「BLAST VEGAS」。ラス・ベガスに遊びに来たボンクラ学生どもがカジノに展示してあったトトメス3世の剣を地面に突き立てたら、天変地異が起こって大騒ぎ。


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呪いかよ!?(笑) 自然災害じゃないんだ。ってか、本物だったんだ、その剣。無造作に置いてあるからレプリカかと思った。
 
因みにトトメス3世は、古代エジプト18王朝6代目のファラオ(在位:紀元前1479年頃~紀元前1425年頃)。「不思議少女ナイルなトトメス」とは関係ない…こともないのか。
 
メガフォース隊長の役どころは、カジノの専属歌手サル・ロウィンスキー。ジンを片手にふらふらしている駄目系男です。


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ズラリ揃ったボンクラ軍団。
 
ベガスの地理(地下道含む)に詳しいのでボンクラ野郎どもを誘導してくれるのですが、こいつらが実にどうでもいい奴ばっかりな上に右往左往しているだけなので、ドラマ生まれずテンポ生じず。
 
いやはや、ディザスター・パニックのアタリにはなかなか出会えないですねえ…。


★★★★★★★★★★★★ STOP PRESS!★★★★★★★★★★★★
松方兄貴が逝ってしまった!
追悼記事は後日…。


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