All right. Let's rock'n'roll.
字幕だと『よし、行くぞ』なのですが、こういう言い回しって何か“現場”って感じでいいですね。
「カラーズ/天使の消えた街」
(1988年/デニス・ホッパー監督)
ストリート・ギャングの抗争に明け暮れるロサンゼルス。600の組と7万人の構成員。
取り締まるLAPD。特別編成されたギャング対策班CRASHでは間も無く定年を迎えるホッジス(ロバート・デュヴァル)と跳ねっ返りの若者マクガバン(ショーン・ペン)が渋々タッグを組まされておりました。
最新作「ザ・ガンマン」を観た後なのでショーン・ペンの若さが眩しい。
ヒーロー不在の日常系。主役は街。
ヤマらしいヤマがあるわけではなく淡々と進む展開はちと眠気を誘う物がありますが、役者(特にヒスパニック系ギャングの方々)が皆“いい顔”をしているので絵面はなかなか(何気にドン・チードルとかトニー・トッドとか出てるし…)。
FLOGを演じたトリニダード・シルヴァのごつっとした顔立ちは上手いんだか下手なんだかよく分からないダンスと相まってインパクト大。
この人、本作撮った後お亡くなりになっているのですが、何があったんでしょ?
音楽はハービー・ハンコック。テーマ曲はアイスT。
「センチュリアン」とセットでどうぞ。