メイヒロインルートとサブヒロインルート、ふたつの相容れないシナリオを提示して倫也に二者択一を迫る霞ヶ丘詩羽。
が、難聴ラノベ主人公の倫理くんは、「え、今何か言った?」的鈍感さで余裕のスルー。あくまでギャルゲーのシナリオとして冷徹の駄目出し。
「どっちも選べない。リテイクだ。クソゲーだよ、これ」
そりゃ詩羽さんじゃなくても思わずマウントとっちゃいますよねえ…。
「冴えない彼女の育てかた♭/第4話・二泊三日の新ルート」
(2017年5月5日配信開始/丸山裕介演出)
そのモデルは詩羽自身。いわばこれは「恋するメトロノーム」の舞台を変えた敗者復活戦。
実はこの沙由佳というキャラ、詩羽ルートのスピンオフコミック「冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム」でも重要な役どころで登場します。
因みにこちらでの倫理くんの役回りは不死川書店の霞詩子専属バイト編集員です。
沙由佳は言わば「冴えカノ」6人目のヒロインなのではないでしょうか。
スピンオフコミック「恋するメトロノーム」は現在7巻まで発売中。
小説としては完璧、しかし、ゲームシナリオとしては駄目駄目な原稿を倫也が一気呵成にリライト。更にこの期に及んで「第3のルート」まで提案。
『いいや違うよ詩羽先輩。ルートは3つだ』『バカなの?』
アシストで詩羽もお泊り。おいおい、毎週違う女が泊まっとるやないか。どうなっとるんじゃ安芸家の倫理観。
詩羽は風呂入るわ、上がればノーブラワイシャツになるわで大サービス。しかし、その誘惑にビタ一文気づかない倫理くん…ってお前いい加減にしろよ。殴るぞマジで。
最早犯罪と言っていい鈍感さ。
完全に詩羽回かと思いきや、またしても最後に持っていったのは恵。
サブヒロインも恵が演じれば立派なメインヒロイン。
可哀想なのは蚊帳の外でモブ扱いの英梨々。ぼちぼち英梨々のターンではないかと思うのですが…。
おまけ
スタッフの労力の7割は黒ストの再現力に割かれていると思います。
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