デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

鋼鉄ジーグの監督推薦。 タイガーマスクのイタリア語版主題歌。

イメージ 1

 

鋼鉄ジーグ」をモチーフにしたイタリア映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグの監督、ガブリエーレ・マイネッティが、インタビューに応えてこんなことを。
 
『「タイガーマスク」のイタリア版主題歌はアニソンの中でも最高傑作。実は日本版の曲とは全然違う明るい曲調ですが、イタリアの少年たちはみんな胸を熱くしたんですよ』
 
それは気になるではありませんか。早速聞いてみましょう。
 
 
うん、確かに。オリジナルの悲壮感皆無。浜辺でトロピカルなカクテルでも飲みながら観戦しているような気分になります。
 
ついでなのでイタリア語吹き替えも見てみましょう。
 
 

 

イメージ 2

 

元々熱血なイメージの言語なので親和性は高いですね。
 
掛け声や悲鳴、息遣いなどはオリジナルママで、台詞の部分のみイタリア語吹き替え(「トドメだ!」は日本語でしたが)。固有名詞(ナオト、ルリコ)の変更は無し。
 
『俺はグレートを倒すために反則で立ち向かった。だが、子供たちは分かってくれると思う。俺の命がけのファイトを。悪に立ち向かう人間の勇気をきっと分かってくれたと思う。俺が返ってくる頃は、子供たちは必ず正しい心で成長していてくれているに違いない』
 
イタリアの子供たちがこれを観て大人になるのだと思うと感慨深いですね。
 
 
★★★ STOP PRESS ★★★★
ロジャー・ムーアが…。追悼は別途。
★★★★★★★★★★★★★★★★
 
イメージ 3←ランキング投票です。よろしければワンポチを。