『なる。あたし、あんたの一番になってやる!それまでは絶対に謝らない』
1期9話で立てた英梨々の誓い。那須の別荘に篭り、画風まで変えた渾身の7枚を描き上げ力尽き昏倒。
英梨々の様子がおかしい事に気づいた倫也はマスターアップを投げ出して那須へ。
プレス締め切り当日のマスターアップ中断、それは冬コミを諦めることを意味します。
英梨々か、冬コミか、正解は“どっちも取る”ですが、倫也が選んだのは100%英梨々。しかも、あれだけ『何かあったら声掛けて』と念押ししていた恵を無視。
英梨々は乾坤一擲の原画7枚で倫也の信頼を勝ち取りましたが、倫也は恵からの信頼の全てを失うことに…。
でか過ぎる代償。最悪の状況は何ひとつ改善されることなくバレンタインを迎え…。
「冴えない彼女の育てかた♭/第6話・雪に埋もれたマスターアップ、第7話・リベンジまみれの新企画」(2017年5月19日・26日配信開始/大西秀明、板庇迪演出)
冬コミは落としたとは言え、手焼きソフト100枚が30分で完売。ショップ委託のプレス版1000枚も一瞬で完売して5000枚追加受注というアンビリーバボーな結果に。
このイベントを境に各人の行動が大きく変化。
卒業を迎える霞ヶ丘詩羽はもはや人目など知った事かとばかりに登校時の倫也を待ち伏せ。
那須の一件で“完全攻略済み”となった英梨々は、1期で『学校では声掛けるなって言ってるでしょ!』とか言っていたことなど綺麗に忘れて倫也べったり。
『倫也!何であたしを置いて先行っちゃうのよ!せっかく家まで迎えに行ったのに~!』
『いやお前ここ8年一度もそんなことしてなかったよな…』
更に衆目ガン無視で詩羽vs英梨々のバトル勃発。築いた清楚なイメージを自らの手でガラガラポン。
『お前あれか? 学園ハーレムラブコメの主人公にでもなったつもりか!』
ご友人のご指摘はもっともです。
羨ましすぎるシチュエーションですが、“正妻”恵は人間氷河期。雪解けの気配無し。
自ら作ったゲームをプレイして、恵のきめ細やかな演出に驚く倫也。スクリプトを1から覚え他のメンバーと変わらぬ情熱を注ぎ込んだ恵の努力。
次回作の企画書。今度こそ、加藤恵をメインヒロインにしたギャルゲーを…。PC画面に打ち込まれたタイトルは、
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