
唐突ですが、『くっそ~ムシャクシャするぜ~』な時にリフレインしたい名シーン5選(察してください-笑-)。
「実録安藤昇侠道≪アウトロー≫伝 烈火」のクライマックス・シーン

歌舞伎町のド真ん中でロケットランチャー!(さすが“実録”!)
フラワートラベリンバンドの「SATORI」をバックにありえねー銃撃戦(そして絶対ありえねー結末)。
魂のぶつかりあいは銃弾をも捻じ曲げる!

都井睦夫の津山30人殺しにインスパイアされた多治見要蔵の大殺戮シーン。悪夢の開幕はチビる程美しい幻想絵巻。

暴走する裸馬。うねる大名行列。飛び交う怒号と悲鳴。吉原の裏路地を駆ける野良犬たち。
犬死の美学と矜持。
「バトル・ロワイアル」のルール説明シーン

目の前で同級生が殺されてパニックになる生徒たち。アーミーの威嚇射撃。それを半笑いで眺める教師キタノ。
絶対的権力に守られた中で振るう圧倒的暴力の快感。
「地獄でなぜ悪い」の本番撮影シーン

禍々しくも映画の神、ここに降臨。歓喜の歌は血肉の伴音。
「映画を撮る(監督をする)のは20年待つ価値がある」と言ったのは三村晴彦氏だったと記憶していますが、信じて待てばチャンスはやってきます。それがどんなに悪意に満ちたものだったとしても。
次点として岡本喜八版「大菩薩峠」の新撰組壊滅(?)シーンを挙げておきます。
洋画編はいずれまた。