『エレン聞いて。伝えたいことがある。
私と一緒にいてくれてありがとう。
私に生き方を教えてくれてありがとう。
私に…マフラーを巻いてくれてありがとう』
『そんなもん何度でも巻いてやる。これからもずっと、俺が、何度でも!』
原作屈指の名シーン、完全再現、いやヒロイン度2割増で再現してくれてありがとう。
「進撃の巨人Season2/第37話・叫び」
(2017年6月18日BS11放送/荒木哲朗総監督)
エレンの前に立ちはだかる仇の巨人。あの時は本人の懇願だったとは言え、結果的に見捨てて逃げたハンネスにとっては汚名を返上する千載一遇のチャンス。
『はっ!ははっ!こんなことがあるか!? なあお前ら!見てろよ、お前らの母ちゃんの仇を俺がぶっ殺すところを!』
が、しかし、善戦空しくハンネス捕食。エレンは巨人化できず為す術なし。
『ははははっ!あははははっ!なんにも!なんにも変わってねぇなお前は!なんにもできねぇじゃねぇかよ!なんにもぉお!母さん、俺は何も…なんにもできないままだったよ!』
壊れるエレン。その絶望を慈愛の眼差しで受け止めるミカサ。
そして冒頭の告白(いや遺言か)。エレンは人間体のまま絶叫と共に巨人と対峙。振り上げた拳が巨人と接したその刹那、
全巨人が号令を受けたかの如く仇の巨人に突撃、捕食。「死霊のえじき」のローズ大佐ばりのカニバル・カーニバル。
更に巨人たちはライナーらにも襲い掛かり…。
それを見たユミルはヒストリアに別れを告げて彼らの下へ。
仇の巨人登場、ハンネスの攻撃・失敗捕食、エレンの慟哭、ミカサの告白、エレンと仇の巨人の接触、エレン覚醒(座標の能力を獲得して巨人を操作)、仇の巨人血祭り、ユミルとヒストリアの別れ、巨人のライナーアタック、その機に乗じての一斉撤退。
ここまででようやくAパート終了。濃い、濃すぎる。Bパートも巨人の謎に迫る重要シーンですが、Aパートが濃すぎて最早蛇足。
予想通り、俺たたエンドで幕…と思ったら獣の巨人の中の人(ジーク)登場。そして、
2018年! 速い! 2年は待たされると思っていたのに。しかも「海」までやる? 原作10冊分だぞ。って事は2クールは確実ってことか。
まだまだ死ねません。