
トランプで一番嫌いな種目、これはもうぶっちぎりで神経衰弱。
覚えられまへんがな(壊滅的観察力&絶望的記憶力)。
通常のルール(数字が合えばOK)ですら追いつかないのに、デッキをふたつ使用して(つまり104枚のカードを並べて)、数字のみならずマークも合わせなければペアと認められないなんてルールになった日にゃあ…(しかも負けたら生爪剥がし)。
考えただけでチビチビです。
「賭ケグルイ/第2話・つまんない女」
(2017年7月8日TOKYO MX放送/小林孝志演出)
前回、夢子にイカサマ「投票じゃんけん」を仕掛けて惨敗(借金880万)した早乙女芽亜里は学園のルールに則って家畜“ミケ”に転落。

罵倒の内容が貧乳とかせんたく板とか一点集中。
今回、夢子に挑んできたのは、1年生にして多額の上納金で生徒会入りした大手トイメーカーの令嬢・皇 伊月(すめらぎ いつき)。
ギャンブルは自社のトランプ(当然、仕込み有り)を使った「ダブル神経衰弱」。
賭け金は生徒会発行の100万円チップ20枚(なんですとぉ!)。

一進一退の攻防の末、勝ったのは伊月。もう一勝負とすがる夢子に伊月が出した条件は夢子の生爪20枚。

『ほらっ!かわいいでしょ? これ全部生爪なんです』
まるでジグソウなスプラッター神経衰弱の結末は…。
『1つご忠告申し上げましょう。ご実家の稼業を賭けるような真似はそれなりの覚悟をなさってからにしましょうね』

『そうだ!今度はお互い生爪を賭けませんか?負けたら相手の手足の爪を全部剥ぐということで…。あなたが要求してきたことなのだから構いませんね?』
身体欠損リスクに大興奮の夢子(変態だ、変態だ)。
滾った体を鎮めるために立ち寄った伝統文化研究会(丁半博打のようですな)では、早乙女芽亜里が一足先に地獄行き(光の速さで堕ちている…)。

「早乙女様、合計4960万のマイナスで決着です」
何か早乙女が不憫になってきた…。