
『ゾンビ映画の父と言ってもらえると嬉しい反面、どう反応すればいいのか困るな。最初に「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を撮った時は、こんなことになるとは予想もしていなかったからね。あの映画に出てくるクリーチャーにしたって、いわゆるゾンビを描いたつもりじゃなかった。ゾンビは本来、ハイチのヴードゥー司祭が作るものだろ。私が本当に描きたかったのは、この世界を一変させるような大災害についてであって、それを体験する人々が事態を把握できずに、いままで通りのやり方を貫こうとしてあがく姿だった。新しいモンスターを生み出してやろう、なんて考えはこれっぽっちもなかったよ』
George Andrew Romero
17日速報の通り、マスター・オブ・ホラー、ジョージ・A・ロメロ監督がお亡くなりになりました。77歳。肺癌。
早死にではないですが、大往生と言うにはちと早い。
せめてもう1本撮って、「ダイアリー」「サバイバル」に続く21世紀の「オブ・ザ・デッド」シリーズ3部作を完結させて欲しかったと思います。

■曼荼羅畑が取り上げたロメロ作品集(順位なんかつけられません)。
※以下のリンクはYahooブログ時代のもので現在は全てリンク切れになっています。
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド(NHK/BS熱中夜話「マニアック映画ナイト」オンエア!)」
たくさんの宝物、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。