「私は…私は…私は家畜じゃない! 私は人間だ!」
蛇喰夢子×早乙女芽亜里。最凶×最恐。
混ぜるな危険。
「賭ケグルイ/第5話・人間になった女」
(2017年7月29日TOKYO MX放送/後藤康徳演出)
第4話「家畜になった女」の続編かと思いきや、エピタイからブラフでした。
伝統文化研究会会長・西洞院百合子との戦い(公式戦と呼ばれるポチ/ミケ復活戦)で4,960万円の負債を負った芽亜里。
西洞院の八百長を見破ったものの、生徒会が建築レベルで仕掛けたイカサマ≪穴熊≫によって3億1千万円の負債を抱えた夢子。
借金激減にワンチャン賭けた債務整理大集会で同じグループとなった夢子と芽亜里。種目は2枚インディアンポーカー。
4人一組。カードは2枚。1枚は自分だけが見、1枚は自分以外に公開。交換無し。役はマークのペアか数字のペアか。
チップは10枚。チップ1枚分の価値は、そのプレイヤーが生徒会へ申告した借金額を10で割ったもの。
相手の二人はグル。そして夢子と芽亜里も…。全員が己の手を知っている(ある方法で教え合っている)。それを暴露した上で続行を希望する夢子。不可知の入り込む余地がないブラフ合戦。
ここんとこツキに見放されていた芽亜里のドヤ顔が復活。
そもそもスタート時点ででっかいブラフを仕掛けていた夢子と芽亜里。
勝ちゲームを捨ててまで夢子がこだわった結末とは…。
いやあ、この二人が手を組む展開は実に爽快。しかも、夢子が芽亜里に百合アプローチ、芽亜里もまんざらではないというオマケ付。
『早乙女さん、よろしければ芽亜里さんと呼ばせていただいてもよろしいですか? 私たちお友達になりましたでしょ?』
『べ、別に…いいけど…』